ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

ワノ国が大きく動く!最新の92巻は本日発売!

 早いものでもう3月。4月からの新生活の為の準備で忙しい人もいるのではないでしょうか。

 それでもホッと一息する暇は欲しいもの。そんなあなたにぴったり?な一冊のワンピース最新巻が本日発売しました。

 ワンピースは今週休載なので、今回は92巻について書いていきます。

表紙

 今回はルフィとキッドが額をくっつけて睨みあっているのを中心に、バックには龍となったカイドウや小紫、冠のおトコ、手前には924話の衝撃の表情をしたゾロ、ウソップ、フランキー、ロビンが並びます。

 全体的に色が鮮やかですが、それがかえってよりごちゃごちゃした印象を見せているような気がします。多くのキャラがいる表紙はワンピースでは珍しくないのですが、今回は色とカイドウの大きさのせいかちょっとくどく感じましたね。

 やはり大きく目を引くのは龍となったカイドウ。色遣いが青色なのには驚きました。私は東洋の龍ってまんが日本昔話とかのせいか、緑色がセオリーだと思っていたんです。カタクリの髪色といい、最近は表紙の色で驚くパターンが増えてきたな。

収録話

第922話「百獣海賊団総督 カイドウ」 面倒な酔っ払いだなァ! - ワンピース航海記録

第923話「四皇カイドウVS海賊ルフィ」 四皇の実力 - ワンピース航海記録

第924話「は」 ワノ国の特有演出 - ワンピース航海記録

第925話「ブランク」 四皇の幹部はヤバい - ワンピース航海記録

第926話「囚人採掘場」 健康な囚人 - ワンピース航海記録

第927話「禿のおトコ」 笑う少女と花魁 - ワンピース航海記録

第928話「花魁小紫登場」 ワノ国ナンバー1の女 - ワンピース航海記録

第929話「ワノ国将軍 黒炭オロチ」 龍×3 - ワンピース航海記録

第930話「えびす町」 笑う町とまさかのマム - ワンピース航海記録

第931話「おそばマスク」 ジェルマからの使者! - ワンピース航海記録

 

 収録話は以上のものです。ワノ国編の重要キャラの登場、強者とのバトル、ちょっとですがあの黒ひげに触れる話もあります。

 個人的に注目したいのは923話と929話。どちらもワノ国編のボスクラスがメインとなる話ですが、923話はカイドウの四皇としての圧倒的な実力、929話は小物ながらも油断できないオロチの姿が明かされます。どちらも龍(オロチはヘビヘビの実だけど)になる能力で、その脅威性を読者に見せてくれます。

SBS

 今回のSBSは本編よりも小話が多かった印象です。着物を着たキャラの描き方、相撲の旗の感じ、ウソップギャラリー海賊団からのプロなど興味深い話が多かったですね。また読者のオリジナル間違い探しなんかと遊び心たっぷりの内容もあったりなど楽しませてもらいました。

 驚いたのは、みなともさんの件。なんとSBSで紹介されたフーシャ村にいた人とは別人らしいです。年代的にはおかしくないけど、ここ触れてくるとは思わなんだ。

 

 またすっかり恒例となった40歳、60歳シリーズ。今回は初の女性キャラということでナミが描かれました。正直、何かあった方がわりとノーマルに感じますね。何かあった方の60歳とかスナックのベテランママとかでいそうなデザインだし。むしろ普通の60歳が若すぎて逆に何があったんだという感じです。マリサ・トメイさんとかでも、もう少し年相応だぞ!

ウソップギャラリー海賊団

 ワノ国編のキャラも増えてつつ、未だにカタクリ兄さんなども描かれている印象です。さすがにジェルマは少なくなったなぁ。

 個人的には、女性が可愛い、美しい絵が多かった印象です。特にお菊やキャロットの一枚絵、ナミやプリン、ローラ姉妹などが写った絵などがお気に入りです。

総評

 今回の92巻はワノ国編に今後大きく関わって来ると思われるキャラを中心に進んでいたと思います。カイドウ、オロチ、小紫など注目するべきキャラがしっかり描かれていました。百獣海賊団の大看板、飛六胞、お庭番衆など敵の戦力の登場も見逃せません。

 またルフィが四皇であるカイドウとバトルしたり、サンジのレイドスーツ姿など既存のキャラについても深く掘り下げられ、さらにはマムのラストの状態など今後の大きな展開のために、ワクワクするものながらもしっかり地盤を固めているような内容だったと思います。

 キャラ紹介などにもそれが顕著に表れており、いつもよりも一ページ多いぎっしりとしたキャラ紹介となっていました。

 

 しかし書いていて思ったのですが、だいぶ掲載話との差がなくなった印象ですね。今に始まったことではないんだけどさ。

 内容やそれ以外の件で興奮しっぱなしの92巻。ホッと一息するどころか感情が高ぶってしまうような内容でしたが、とても面白くおススメの一冊です。