ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

勝負じゃカイドウ!最新刊98巻&ONE PIECE magazine Vol.11発売!

 結論、私には超新星ばりの気合いは無かった…。しかし日にちを過ぎたところで書かない私ではありません!

 ということで、先日の2月4日にワンピース最新刊とワンピースマガジンが発売しました。いよいよカイドウと対峙した赤鞘に、ルフィの全面戦争発言。ワンピース史上に残るであろう大激戦の幕開けです。

98巻表紙

 今回の表紙はルフィ&ヤマトに赤鞘メンバーがそろい踏み。カイドウ相手への意気込みを感じます。個人的にはイゾウの表情が哀愁を感じて好きです。そしてやはりいなくて悲しい、カン十郎。もうあの頃には戻れないんだ…。

 パンダマンはまさかの場所に登場。彼の正体は悪魔超人ではなくミンク族だったのか…!

収録話

第985話「新鬼ヶ島計画」 まさに海賊の計画 - ワンピース航海記録

第986話「拙者の名前」 おでんの息子だから - ワンピース航海記録

第987話「忠臣錦」 火蓋は切られた - ワンピース航海記録

第988話「“待たせたな”」 ピンチに現れる男たち - ワンピース航海記録

第989話「負ける気がしねえ」 この一味が目に入らぬか! - ワンピース航海記録

第990話「孤軍」 彼に残された道は… - ワンピース航海記録

第991話「死なせてくれ!!!」 戦いはとどまることを知らず - ワンピース航海記録

第992話「残党」 残党が歩む道 - ワンピース航海記録

第993話「ワノ国の夢」 面倒くせえおでんファン - ワンピース航海記録

第994話「またの名をヤマト」 四皇カイドウの理想 - ワンピース航海記録

 

 以上が今回の収録話です。斬られるオロチに、赤鞘VSカイドウ、ヤマトの活躍とワノ国の戦いが激化していきます。

 私が個人的に注目したのは、992話から994話の流れです。赤鞘の怒涛の攻撃とおでんへの想いからのカイドウの圧倒的な強者としての存在感には痺れます。最新話を呼んでいると、これすらも前座なのだから驚きです。

SBS&ウソップギャラリー海賊団

 ファンとの交流の場であるSBSとギャラリー海賊団。

 SBSは小ネタと裏話が多い印象。白ひげ海賊団好きの私としては、イゾウが得物を変えた理由が良かったですね。ビスタとどんな会話をしていたのか気になります。

 そして40歳、60歳の未来ネタではサンジが登場。彼の60歳はどちらも父親の影響を受けていますね。チョッパーに引き続き、堕落ではなく別方面で何かあったのが物悲しいですね。ジャッジとしては何かあった方が理想だったんだろうけど。

 

 ウソップギャラリー海賊団は独特なリアルタッチの絵が多い印象。上手いと思う反面、きれいすぎて逆に困惑してしまうのが絵を描けない私です。ちなみにそんな私のイチ押しはしのぶのモナ・リザ。ページめくって視界に入った瞬間、変な笑いが出ました。

ONE PIECE magazine Vol.11

 金ぴかな表紙に目を奪われるワンピースマガジン。今回は言葉のプロ達がワンピースのセリフに徹底的に追及していきます。夏井先生のように褒めるだけでなく、ツッコミも入れてくれるのが良いですね。ただ山田祐貴さんって言葉のプロなのでしょうか。この俳優さん好きだけど、なんか違和感ががが!

 私的にはサブタイトルの話も好きです。特に空島編を取り上げてくれたのは嬉しかったですね。あれは本当に内容と合わせて芸術的な繋がりだと思うんですよ。

 しかしこういう内容を見ると、ワンピースの好きなセリフベスト10とかやりたくなりますね。完結まで待ちたいような…でも今だからこそ書きたいような…うーん、悩ましい。

 いつものコーナーももちろん充実していますが、そこにぶっこまれた核弾頭級の破壊力を見せるのは、ワンピース言葉テスト。内容が濃すぎてマジかよと思うと同時に恋するワンピースから中津川が登場。ついに本物のウソップにツッコまれる日が来るとは…!!

総評

 単行本はカイドウとの勝負に、百獣海賊団と本格的に戦い始める一味など興奮の連続。ただでさえ手に汗握る展開が多い中で次巻の99巻ではそれ以上の戦いが約束されているんだから、興奮が冷めることがありません。

 ワンピースマガジンは絵とは別に言葉という視点からワンピースをより深く楽しめる特集となっており、一読の価値ありです。エースの漫画の続きも掲載されていますよ。

 2冊とも楽しめる内容ですが、興奮と同時に時間をかけてじっくりと読んでいきたい内容となっていました。まだまだコロナで外出が不安な世の中、休日にはぴったりの2冊です!