100…この数字がどれだけデカいものかは皆さんわかると思うんです。テストの100点満点はすごいし、100階建てのビルは信じられないくらい高い。100日は１年の3分の１…には満たない、抽選100名は…そんなに多くない。…あれ？100ってそこまで大きくない？いやいやこの100はただの数字ではない。尾田先生と多くの関係者たちの24年という確かな歴史と足跡あってこその“100”なのです。
そんなめでたい数字を持つワンピースの最新刊が本日発売です！！
100巻表紙
99巻、101巻と繋がる今回はその中央！ルフィ、ゾロ、サンジ、エース、ヤマトの人気者が大集合です。カバーの尾田先生のコメントも必見。読者も嬉しいよ！
そしてカバーを取れば…このめでたい巻にあいつはやっぱりいてくれないとな！
収録話
第1005話「悪魔の子」 頼り頼られ - ワンピース航海記録
第1006話「侠客“花のヒョウ五郎”」 強い奴が本当に強い - ワンピース航海記録
第1007話「たぬきさん」 チョッパー物申す - ワンピース航海記録
第1008話「頭山盗賊団棟梁アシュラ童子」 戦場を引っ掻き回す… - ワンピース航海記録
第1009話「奈落」 真っ逆さーまーに - ワンピース航海記録
第1011話「あんこの仁義」 だれかあいつを止めてくれ！ - ワンピース航海記録
第1012話「うず」 うずうず…渦渦 - ワンピース航海記録
第1013話「Anarchy In The BM」 やっぱ強えェ… - ワンピース航海記録
第1014話「人生の大根役者」 侍が散っていく…。 - ワンピース航海記録
第1015話「縁(くさり)」 しがらみの縁 - ワンピース航海記録
以上が今回の収録話です。頂上の四皇との激戦の中、着々と対戦カードが決まり、さらに散っていく仲間も敵もいます。
やはり注目してほしいのは1009話と1010話の四皇相手の超新星たちの奮戦です。あの見事なコンビネーションには新世代の底力を感じ、同時に変わらずに圧倒的な実力差を見せつける四皇達にも興奮しました。やっぱり“覇海”のインパクトはすごいって…！まあ、インパクトだけで言ったら1013話のマムの一撃も間違いないんですが。
ただ個人的にグッと来たのは1005話と1015話の始まりと終わりの回ですね。1005話はサンジとロビンが好きなら本当に呼んで欲しいです。一皮も二皮も向けて、読者に成長を見せてくれた２人はとても印象的でした。また1015話はパンクハザード編からの長い付き合いの錦えもんの死力を尽くすような描写が心打たれます。彼とモモの助の疑似親子関係が、カイドウとヤマトの対比になっているのもニクいですね。
SBS&ウソップギャラリー海賊団
このコーナーも長いよな、としみじみと感慨深くなってしまった両コーナー。
そんな想いをぶち破るかのようにSBSは平常運転でしたね。特に出だしのおっぱい関連は酷すぎます。まあ、さなだっちさんとかはそりゃ出るよね。尾田先生も大好きだもんね。個人的には六王ガン君のネタが好きでした。
それと地味にロビンの未来ネタをやるのは驚きました。だって彼女、今が何かあった未来みたいなものじゃないの…。しかし予想はしていたけど、老けないな彼女も。
ウソップギャラリー海賊団は、ワノ国を中心としたイラストが多かったですね。飛び六胞関連も印象的でした。あいつら最近の幹部組ではデザインが完成されすぎている…！
大賞は100巻に相応しい一味のイラストでほっこりしました。そんな100巻のギャラリー海賊団に彼が登場したのも嬉しすぎます。狙撃の島から来た男～！
総評
ド派手な展開よりも、どちらかというとキャラの関係性の掘り下げが多かった印象の収録話。しかしそれで私の心は掴まれ続け、今もなおワンピースの面白さがそこにあることを実感させてくれます。
だが個人的に今回一番の感動的なポイントはカバーを取った際の1000話の尾田先生のコメント。もう何年もこの漫画のファンをやってきたのは、尾田先生の描くこの漫画に惚れこんだからですよ！私にとっては生きる希望のひとつですよ！
必ず最後まで見届けるからな、尾田先生よ！改めてそんな想いを感じさせるファン垂涎の100巻は本日発売です！
