ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

ついに戦いが始まる!最新刊97巻&ONE PIECE magazine Vol.10発売!

 仕事も忙しく、コロナ渦で困ることも多い最近。人によっては、涙も流したくなるようなこともあったじゃないでしょうか?それでも我々には、ワンピースがあるじゃないか!

 今回は、当初の発売日よりも遅れた最新刊とワンピースマガジンについて書いていきます。ついにワノ国の決戦の火ぶたが切られ、ドキドキものです。

97巻表紙

 今回の表紙を飾るのはルフィ、キッド、ローの超新星3人と、ついに顔を見せた飛び六胞の面々。シャボンディ諸島以来のルフィ達の立ち並びは格好よく、それぞれの戦闘スタイルがポーズとなり様になっています。後ろの飛び六胞勢は色付きで登場。うるティやページワンなどピッタリな印象でしたが、フーズ・フーの赤色には驚きました。色がキッドと若干被って、わかりづらいわ!

 ちなみにカバーを外すと、パンダマンももちろんいます。今回は見つけやすかったですね。

収録話

第975話「錦えもんの一計」 さすが錦さん! - ワンピース航海記録

第976話「お控えなすって!!!」 間に合いましたぜ - ワンピース航海記録

第977話「宴はやめだ!!!」 突撃じゃ~~~!! - ワンピース航海記録

第978話「飛び六胞登場」 なんだこの面白メンバー - ワンピース航海記録

第979話「家族問題」 家族も一味もあいつがいない! - ワンピース航海記録

第980話「戦う音楽」 奏でる音は攻撃に - ワンピース航海記録

第981話「参戦」 ついに奴らが登場か!? - ワンピース航海記録

第982話「無礼者meets無礼者」 なんだ?てめー - ワンピース航海記録

第983話「雷鳴」 轟く金棒の一撃! - ワンピース航海記録

第984話「僕の聖書」 僕…僕? - ワンピース航海記録

 

 以上が今回の収録話です。新しい仲間ジンベエの参戦に、立ち並ぶ超新星、鬼ヶ島へ突入、と見どころはたっぷりです。

 私が個人的に注目した話は、978話と984話です。前者は敵の幹部の飛び六胞が登場した話です。立場的には大看板の下のはずですが、キャラ全員が魅力的すぎて一発で惚れこみましたね。今週号とか読むと、また感慨深いものがあります。後者はカイドウの息子であるヤマトの素顔が拝める話。現行ぶっちぎりで言動がサイコなあいつの登場は、いろんな意味で衝撃的です。

 

SBS&ウソップギャラリー海賊団

 読者の才能がある意味光るSBSとウソップギャラリー海賊団。

 SBSでは新登場の飛び六胞や5年で終わる発言に触れていたのが、興味深いですね。やっぱり読者の気になるところを、取り上げてくれるよな!

 また久しぶりとなる40歳、60歳の未来ネタではチョッパーが登場。こいつはなにかあった方の未来が、発言から堕落とかではなく、裏切られたとかの悲しさを物語ります。帽子まで被っていないなんて…。それとサンジが飛ばされましたが…正直、サンジ、ロビン、ブルック辺りはすでに何かあったようなものだからなあ…。

 ちなみに私が今回注目したのは、最初のSBSを始めるところです。いつか来ると思っていたが、ついに出やがったな、中津川嘘風!これに対して、恋するワンピースの作者もすぐにイラストを乗せていましたね。対応が早いよ!

 

 ウソップギャラリー海賊団は今回も力作ぞろい。当然ともいうべきか、ワノ国の面々が多い中で、今回は麦わらの一味勢ぞろいのイラストも多かった気がします。

 私のお気に入りはブルックの一枚絵。あれはストレートに好みです。

ONE PIECE magazine Vol.10

 今回は和装のルフィが表紙となっているワンピースマガジン。なんだかんだで10冊も出ていると思うと、感慨深いものがあります。

 いつものコーナーはもちろん、今回はお手軽にルフィ達のこれまでの冒険の振り返りができる再読のススメから、ファンとしてはよだれものの初期構想が書かれています。これを機会に読み直す人も多いのではないでしょうか。

 

 またエースのノベライズを漫画化したものが開始。絵は以前もジャンプの企画で書いたBoichi先生です。やっぱりこの人の絵ってきれいなんだけど、ワンピースのノリには絶妙に合っていない気がするんですよね…。好みの問題かもしれないですけど。ちなみに構成の方はいい感じにハマりましたね。

 今回、私の一押しは夢の一枚である「ビビが戦国時代の武将だったら…」ですね。美人なのはもちろん、ワノ国までビビとカルーが一緒に冒険していたらこんな姿も見れたかもしれません。今回の小説はビビに焦点を当てたものでしたし、アラバスタ編がいまだに大好きな私からすれば、心躍るものがありました。

総評

 コロナの影響で発売日が予定よりも遅れてしまいましたが、待った甲斐があったと思えるほど楽しむことが出来ました。

 単行本の方は、超新星の並びにジンベエの登場には当然のように気持ちが高ぶります。また百獣海賊団の新たな面々の登場には、尾田先生のキャラの引き出しに感心しました。こんなに長期連載してなお、魅力的なキャラを出せるのは本当にすごいですよ。

 ONE PIECE magazine Vol.10の方は、ビビが好きな私としては嬉しい一枚絵と小説、さらにこれまでのワンピースの道のりを改めて実感させられる内容でした。小説はちょっと手が出しづらいと思う人にもピッタリな、エースの漫画も一読の価値ありです。

 ちなみにこの2冊と同じ日に「尾田栄一郎画集 TIGER COLOR WALK9」も発売されました。これは後で買う予定なのですが、レビューはしません。だって画集って何書いたらいいのか、わからないし…。

 あと5年と言われても、とどまる勢いを知らないワンピース。楽しみたい人は、書店へ急げ!