3月と言えば、新生活のために準備が忙しい季節。心身ともに疲弊する日常で、手に取りたい1冊が先日発売した105巻です。
いよいよワンピースの物語が佳境に入ってきたことを感じる今回の巻。その感想をさっくりと書いていきます。
105巻表紙
ルフィ、シャンクス、バギー、ティーチと四皇がそろい踏みした今回の表紙。25巻オマージュの構図となっており、20年経って格の上がった4人が目を引きます。以前いたヤギのところにはキャロットも配置されていますね。盛り上がるのと同時に、おやっさん枠が無かったのは残念だ…。
収録話
第1056話「CROSS GUILD」 やりやがったな、お前らー! - ワンピース航海記録
第1058話「新皇帝」 碌な状況じゃねえな! - ワンピース航海記録
第1059話「コビー大佐の一件」 これは納得の実力 - ワンピース航海記録
第1060話「ルフィの夢」 その破壊力は… - ワンピース航海記録
第1061話「未来島エッグヘッド」 女の子いっぱい - ワンピース航海記録
第1062話「科学の国の冒険」 多忙な天才のやり方 - ワンピース航海記録
第1063話「たった1人の家族」 やはり能力者は恐ろしい… - ワンピース航海記録
第1064話「エッグヘッド研究層(ラボフェーズ)」 科学も人脈も - ワンピース航海記録
第1065話「6人のベガパンク」 それぞれの役割 - ワンピース航海記録
以上が今回の収録話です。クロスギルドの結成、世界情勢、ついに姿を見せたベガパンクなど見どころがたっぷりです。
個人的な一押しは、1057話、1058話、1065話でしょうか。1057話はワノ国の出航です。リアルタイムで長年一緒に旅してきたモモの助&錦えもんとの別れが感慨深くなります。ルフィが兄貴分しているのがとても素晴らしいです。
1058話は新たな四皇2人が印象的なお話。次々と明らかになる一味の懸賞金やバギー率いる(?)クロスギルドの実態が笑いと驚きを与えてくれます。もっとも衝撃と言う意味一点では1060話の方なのですが…。
1065話はベガパンクの事情についての説明。セラフィムの実態やエッグヘッドの科学もあってワクワクしていきます。最後には過去を紐解く手がかりになりそうな情報も…。
SBS&ウソップギャラリー海賊団
気になる設定が明かされるSBSと素晴らしい作品が立ち並ぶウソップギャラリー海賊団。SBSは今回ワノ国の裏設定が明かされた印象ですね。モデルとなった俳優さんや落語の件は個人的に興味深かったです。本編関連ではお玉が黒炭家であったことや、ゾロの家系図なんかも明かされましたね。むしろゾロは特別すぎず、過去のこともそこまで気にせずに上を目指す性格が好きなのでSBSくらいがちょうどよい印象です。むしろサンジの件で含みのあるのは、なんなんですかね尾田先生…。まあ、全体的には辛い物苦手なヤマトと梅干食べたカイドウの顔が可愛くてお気に入りですが。
ウソップギャラリー海賊団はワノ国関連に加え、映画関係でウタも多かったですね。やっぱりRED人気あったんですね。というか、今回は全体的に女性キャラのイラストが多かったような…。
総評
ワノ国完全終結から、大きくうねりを見せる世界情勢に、エッグヘッドでベガパンク達の登場とノンストップで突き進む展開に、興奮が冷めません。1話1話が今後のワンピースの物語に大きく関わってくるような印象を持ちます。
尾田先生も話していた最終章の話、いよいよ本当に物語の核心に近づいてきたことを思うと緊張も高まります。最新話も含めて大きな盛り上がりを見せ続けるワンピース、その最新刊である105巻が発売中です!これで心労は乗り切れる…かな?