ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

第1003話「盤上の夜」 この先の戦いは…

 1003話の感想です。

 扉絵リクエストは「レイジュがサソリにサボテンの花で愛の告白をされているところ」です。わかるぜ、サソリ。お前の気持ちがよォ…。

第1002話「四皇VS新世代」 激化する頂上 - ワンピース航海記録

 

 四皇との勝負は激化するばかり。超新星が次々とカイドウ対策の攻撃をする中、マムも本気とばかりに雷技の応戦。そんな中、ゴムと根性で攻撃を乗り切ったルフィがカイドウ相手に大技を叩き込むが…。

竜巻合戦

 ルフィによるこれでもかというほどの殴打の雨。流楼を使ったその攻撃、ついにカイドウを空から叩き落します。

 しかしここでルフィもタイムアップ。ギア4の反動がここで来ました。お前、その弱点克服していなかったのかよ!

 もちろんそれを見逃す四皇ではありません。マムがプロメテウスと剣となったナポレオンによる合わせ技“刃母の炎”で狙いをつけます。こんなダジャレネーミングですが、その威力は一級品。間一髪、ゾロがルフィを抱えて回避。さらにローがカウンターショックでマムを怯ませます。

 一方、キッドとキラーは倒れたカイドウを追撃しようと向かっていきますが、カイドウもお返しとばかりに反撃で“龍巻”を発動。なんとその名の通り、周囲に竜巻を複数発生させるという、災害級のインチキ技です。しかもゾロが巻き込まれて、そのままルフィはカイドウの口にシュート!

 まさかの食われる事態にゾロは“黒縄大龍巻”でカイドウにダメージを与えます。しかしここでゾロの持つ刀がおでんのものであることを看破されました。まあ、いずれバレることだしな。

 しかしこれでカイドウにも火が付きました。竜巻には竜巻で返す、その龍の巨体を回転させながら龍巻と壊風のコラボレーション“龍巻壊風”なる技の炸裂です。それぞれが対応しますが、いかんせんその攻撃力と範囲、屋敷にもダメージが…。

強者の動き方

 下の階では屋上の戦闘の余波によるガレキが降る中、侍達と百獣海賊団の勝負が続いています。そんな中、悠々とくつろいでいるのはなんとCP0。どうも取引がてらに来たようですが、あいにくオロチはすでに首を切られていたため、この現状を余裕たっぷりに分析しています。

 この戦い、超新星と四皇というビッグカードの勝負ですが、注目はそこだけではありません。数は現在討ち入りチーム5000人、百獣海賊団2万7000と最初の数から考えれば、百獣海賊団の方が削られています。しかし実力が物を言うこの海賊団、幹部クラスが野放しになれば戦況などあっさり覆されるのです。この逃げ場のない島で、幹部をどれだけ止められるかも勝負のカギとなるのです。

「できるだけ潰し合ってくれ…海賊の諸君…」

 

 世界政府が笑う中、屋上ではルフィ達が驚きます。いまだに煙で隠れるカイドウはついに人獣型でマムと立ち並びます。

「楽しいな…ウォロロロロロ!!」

「マ~~~マママハハハハハ…!!カイドウ おれも今そう感じてたトコさ!!!」

盛り上がりはこれからよ

 相も変わらず、四皇の化け物具合がわかる今回の話。

 前半はルフィダウンながらも他の超新星が四皇に食らいつきます。特にゾロはカイドウにダメージを与えますが、キラーの鱗が斬れた発言のおかげですごいのかすごくないのか微妙な感じだわ!それでも今のところ閻魔を持つ彼こそがカイドウに致命的なダメージを与えられる確率が高いのが…。

 ラストではついにカイドウが人獣型を披露寸前。私はとにかくこれを見たかったから期待しかありません。同時にやっぱりこいつら、プロレス的なバトルしていたんだと思いました。逆にどうなれば彼ら相手に勝ちの目を感じる日が来るのだろうか…。

 

 中盤ではCP0が登場しました。あんまり彼らが出ても盛り上がる感じはしないのですが、今回の話から次回あたりで幹部戦も描写されそうですね。ここ2話くらいで屋上の戦いはこれでもかと見せてもらったので、こっちも楽しみです。個人的には一番好きなサンジと新入りジンベエの活躍に期待したいところです。でもまずはカイドウの人獣型からな!

 前振り的要素が強い話だったなと思いつつ、また次回!

第1004話「きびだんご」 味方キャラのやることじゃねェ! - ワンピース航海記録