1093話の感想です。
扉絵リクエストは「コビーとヘルメッポからメガネとサングラスを盗むメガネザルの兄弟」です。別のキャラがかけると思いますが、ヘルメッポのサングラスはやっぱり特殊な形状ですね。というかバイザーっぽいですよね。
第1092話「暴君くま聖地暴走事件」 大将の心労 - ワンピース航海記録
ついにルフィと黄猿が激突します。ギア4形態で攻撃していくルフィですが、黄猿は任務を優先。痛烈な蹴りで吹き飛ばし、不本意ながらもベガパンクへと狙いをつけます。しかし復帰したギア5のルフィに掴まれて…。
脱出にあたって
巨大化したルフィは腕をぶんぶんと回しそのまま投げ飛ばします。黄猿の方も間延びした雰囲気を崩していませんが、もはや油断ならない状況なのは明らかです。
ルフィが黄猿を足止めしている間に、ベガパンクたちが目論むのはパシフィスタのコントロール権利を奪うこと。このまま出てもレーザービームで狙い撃ちにされるだけなので、まずはパシフィスタの制御です。
アトラスが向かおうとする中、ベガパンク本人が自分も一緒に行くといいます。正直、今回の戦いは彼の命を守るためでもあるので、余計なことをするなじいさんという感じですが…。
そんな彼が慌てているのは下にボニーが落ちたため。フランキーに怒ったりもしましたが、まずは救出を優先。通信でサンジも行くとなり、下層で落ち合うこととなります。
さて下ではボニーを捕えるために海兵が捜索していますが、すでに何人も年齢操作を受けて無力化させれてました。そして当の本人はレーザービームのダメージを受けつつも、物陰に隠れていました。どうやら落下した際に、なんとか起き上がった戦桃丸によってケガを負わずに済んだようです。さすがにもう力尽きてましたが漢だぜ、戦桃丸…!
攪乱する戦い方
場面は再び研究層へ。ルフィが投げ飛ばした黄猿を追う中、ゾロはルッチと戦闘中。さすがに覚醒ゾオン系だけあってかなりの実力ですが、四皇ナンバー2ともなったゾロも負けてはいません。
そして投げ飛ばされた黄猿は海に落ちそうだと思うと、態勢を整えて浮かび上がり、向かってきたルフィに対して“八尺瓊勾玉”を放ちます。さらに自分自身も光の弾となりますが…。
そしてルフィの方ですが、向かってきた光の弾がそれぞれ黄猿へと変化!全員が“天叢雲剣”を携えて攻撃してきます。この分身戦法はかなり厄介で、光によるホログラムのためどれが本物かわかりません。
ならばとばかりに退いたふりをして相手が立ち並んだところで“ゴムゴムの白いスタンプ”でまとめて貫いていきます。なんと全員貫けて、一瞬本物も倒せたと思いましたが…。
これでどうにかなるか…?
そんなことで海軍大将がやられるわけがありません。いつの間にか、黄猿は研究層へと戻っていました。うーん、任務優先。
しかし肝心のベガパンクは空を飛ぶ乗り物でボニーの救出に向かっていました。
「私が今助けに行くぞボニー!!!あんな幼い子を見殺しにできるか!!!」
だが外に出れば格好の的。黄猿がレーザービームで攻撃を図りますが、なんとかルフィが撃ち出されたビームを食って防ぎます。おかげで電球張りに全身発光しますが!
そしていよいよ下層に降りるとアトラスは命令変更を言い渡します。
「島の海兵を一掃せよ!!!」
やっぱり強いわ2人とも
ギア5のルフィと黄猿の戦いがメインであった今回の話。
相変わらず目が飛び出るわ、巨大化するわとぶっ飛んだ戦い方を見せてくれますね。特に今回は黄猿のレーザービームを飲み込んで全身発光という面白芸当まで披露しました。いや本当に人間やめているな、この体質…。
そして黄猿も光を使った分身体という新たな戦法を披露。光の能力多用すぎますね。超スピードとレーザービームだけでもすごい能力なのに、こんな搦め手まで使えるのは見事なものです。
ただ今回の注目点はベガパンクのボニーへの反応でしょうね。セリフしかり、あの心配ようしかり…彼女はおそらく今の姿が実年齢じゃないんでしょうね。おそらくあの海に巻き込まれていたあたりの少女が実年齢でしょうか。そんな幼子が海賊として戦っているのも胸が痛みますな。
そんな彼女を助けた戦桃丸が個人的に今回の見所です。ガードも義理も世界一だよ、お前さん…。
ラストはパシフィスタのコントロールを奪おうとしますが…まあ、読者からすればサターン聖の存在もあるから無理であるのが分かり切っているのでどうにも反応に困りますね。そう思うと、マジで例のロボットしだいですよ…。
エッグヘッドでの追い込みに難しさを感じつつ、また次回!来週は休載ですよー。