878話の感想です。今週は表紙もワンピースです。
今週はカラー扉絵で、スイカを食べたりして、一味が夏を満喫しています。ナミのセクシーさが最高です。そして後ろで種飛ばし勝負のゾロとサンジ(笑)
背表紙は新たな船の出航です。先週はルフィが涙を流して、ウソップに手を伸ばす場面。正直、先々週のウソップの涙の場面だけでいいような・・・。
先週はまさかのペドロがペロスペローに特攻自爆!そして今週は、そのペドロの過去から・・・。
ノックスの意味
ペドロが片目と引き換えに奪われる寿命を減らした後、ノックス海賊団の船はペロスペローの船に送ってもらえることに。
船ではペドロがペロスペローと話しています。当時、ペドロは27歳。50年も寿命を奪われたので、実質77年も生きたことになります。現実で考えたら、恐怖以外の何物でもないな・・・。
ここで話題が出たのはペドロの海賊団名。「ノックス」は夜という意味なので、消極的だとペロスペローは笑いますが・・・
「明けない夜はないと言うだろう」
ここで思い出すのは、子供の頃の思い出。なんと小さい頃、彼は海賊王のロジャーと会っていました!
ペドロはロジャーやおでんに同行することを願いますが、ロジャーはまだ「出番」ではないと待機を命じました。
「つまり“夜(ノックス)”はこれと同意だ」
そう彼にとって夜とは、いずれ来る夜明けと同義。そして彼はその夜明けの礎となる時こそが自分の「出番」と考えていたようです。
漢じゃねえか!ペドロ!!
チャンスを逃すな!
場面は現在に戻り、巨大な爆発に驚くルフィ達。爆発のおかげでマムも一時的に離れました。
しかもペロスペローのアメも溶けています!これはやったか?(←フラグ)
アメが溶けたことで解放されたのは、チョッパーとブルック。本当に苦しそうでした。
そしてキャロットがペドロの元へ向かおうとしますが、ナミがそれを押さえます。涙ながらにナミが必死の説得。ペドロは本当によくやってくれたよ・・・!
さてクー・ド・バーストの準備も出来たのですが、厄介なのは船に乗るカタクリ。コイツを降ろさないと、とんでもないことになりかねません。
ルフィは出航を指示。
「この一瞬をムダにしたら!!ペドロに合わせる顔がねェ!!!」
せっかくペドロが作ってくれたチャンス。ただ悲しみに明け暮れるのではなく、やるべきことをしっかり指示できるのは船長として流石です。
しかしビッグ・マム海賊団もこれを逃がす訳はありません。カタクリも戦艦に乗るビッグ・マム海賊団も戦闘態勢です。
キャロットの怒り
カタクリに対して、攻撃を仕掛けようとするのは、まさかのキャロット!涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔となりながら、持ち前のエレクトロで攻撃しようとします。
「出ていけ ビッグ・マム海賊団!!」
彼女は以前、シシリアンから剣の指南を受けていた時、ペドロに剣は向かないと指摘されたようです。そこで剣ではなく、エレクトロを使った戦闘方法で一人前の戦士となりました。
これこそペドロ曰く「出番」のための備えなようです。
「俺がいる以上出航などさせねェ!!!」
しかしさすがはビッグ・マム海賊団の最大戦力の一人。キャロットのエレクロをかわし、彼女を踏み台にします。
猛攻!ビッグ・マム海賊団
背中からモチを出しながら向かってくるカタクリに、ルフィはギア2状態で拳の連打!相も変わらず、自然系のごとき受け流しをします。
「この船の船長はおれだ!!!」
一向に退かないカタクリを相手に、今度は「ゴムゴムの象銃(エレファント・ガン)」!しかしパンチではなく、なぜかカタクリを掴みました。
カタクリの方は未来視でなにかに気づいたようですが・・・。
そしてタルトの戦艦からは、しゃべる砲弾が発射!これって何か意味があるのだろうか?もしかして標準を修正してくれるとか?
加えて、マムも復帰して、船にかじりつきます。サニー号って、宝樹アダムで出来ているのにそれすら噛みつきでボロボロにするマムは化け物って言葉でも表現しきれないよ・・・。
するとナミが、かじりついてくるビッグ・マムにビビりながらも、その後ろで立ち上がる人影を発見!もしや、ペ、ぺ・・・
ペロスペローの方でした!かなりボロボロで片腕を失ってます。キャンディアーマーというのを纏っていたようです。ペロスペローにしろ、クラッカーにしろ、食材の能力者は鎧持ちか!
船長としての覚悟
まさかのペロスペローに衝撃を受けるナミですが、ルフィがいきなり彼女の名前を呼びます。そのままジンベエ、ブルック、チョッパー、キャロットのことも呼びかけます。
そして呼びかけられたキャロットがルフィの方を見ると、カタクリでなくブリュレまで掴んでいました。彼女がいるのは、鏡の中ですが・・・。
「必ず戻る!!!後は頼んだ!!!」
ものすごいイケメン顔で、覚悟を決めたようなセリフを言うルフィ。まさかお前がやるのか!?
シャークサブマージもロープでつなぎ、遂にクー・ド・バーストを発動!指揮していたアマンドは飛んで逃げられたことを報告します。
そしてサニー号の方では、ナミがルフィがいないことに気づきます。
なんとルフィはカタクリを掴んで、鏡の世界へ突入!カタクリを遠ざけると同時に、思いっきり戦える場所を選んだようです。
さらに船への通路の鏡を破壊!意地でも通さない覚悟を感じます。
両者、にらみ合い、いよいよ決戦!
船長力全開、ルフィ!
いやー、今週は驚きましたね。
まずペドロについての過去を触れてくれたのはありがたかったです。正直、先週のではまだ消化不良だったんですよね。カッコいいペドロや彼の想いを見せてくれたのは、個人的に満足です。
しかしペドロは死んだってことでいいのか?まあここで生きていても、なんとも言えない感じになりそうだけど・・・。
そして、まさかのルフィ一人で、カタクリと勝負!相手は四皇の最高幹部ですよ!白ひげ海賊団で言えば、マルコの立ち位置ですよ!こういう強敵とタイマンとか、読者からすれば興奮しかないでしょうが!
でもこうなるとどうやって締めるんでしょうか、ホールケーキアイランド編。
カタクリに勝っても、ブリュレがいるので後続でスムージーとか、もしかすると回復したクラッカーとかが来る可能性がありますし、鏡世界から出られる保証もありません。
サンジやプリン、ジェルマに期待しましょう!
ところでこの前、ネタバレサイトさんが逮捕されたニュースやってましたね。私は、読んだもの、視聴したものしか取り上げていないのですが。
あとネタバレは基本、見てません。楽しみがなくなるじゃない!
サイト方針とかも考えながら、ルフィとカタクリの勝負に期待!