42話の感想です。表紙連載は「空の旅パート2」。大鳥に捕まり、食われたバギーですが、そのまずさから思わず吹き出されます。そして再び大空へ・・・。
冒頭ルフィは考えていた海賊旗を作ります。しかし絵心がなく、代わりにウソップが描き、「海賊船ゴーイング・メリー号」として仕上げます。大砲を試し撃ちしたり、今後の仲間について話していると、何者かが入り込んで・・・。
ストーリー
次の目的を決めるいわば今後の準備のような話です。次に仲間にする役職を話すだけでなく、その必要性を感じさせるエピソードとなっています。
新キャラとしてジョニーとヨサクも登場。こいつらも今後なかなか見せてくれる人物です。
登場キャラ
・ルフィ
しょっぱなから絵心のなさを見せてくれます。ドクロの骨格くらいはもう少ししっかり描けよと思いましたが、自分も絵が下手なんであまり強くつっこめません・・・。
全体的にコミカルな印象が強く、気ままな感じでした。音楽家を欲しがるところとか彼らしいです。
とは言え戦闘はあっさり無力化することに成功します。まあ相手もジョニーだったし。
・ゾロ
ツッコミ役その一。ボケに対してのツッコミを担っていた印象です。戦闘絡まないとまともなパターン多いしね、この頃は。
そして今回登場したヨサクとジョニーの兄貴分であることが判明します。思えば彼はもともと賞金稼ぎなので、この手の繋がりがあってもおかしくありません。初登場からギラギラした雰囲気があったので、昔から海賊やっていたように見えてしまう気がします。
またラストには「鷹の目」に反応する場面も・・・。
・ナミ
ツッコミ役その二。彼女も変わらずツッコミをしてますが、どちらかというとルフィ達の無知なところに対して指摘している感じでした。
また会話を聞く限り、ルフィ達と共にグランドラインへ行く気があったようです。もともとグランドラインへ行こうとはしていましたが、仲間を引き入れる話にも積極的に参加していたので、もうこの時点では彼女の中で「手を組む」というより「仲間」としての意識が強いのかもしれません。
・ウソップ
絵が上手いことや正確な狙撃など特技を披露します。狙撃に関しては、大砲の弾が当たったことに自分でも驚いていましたが・・・。この頃から彼の器用なところが目立ちますね。
一方でルフィ達と同様に海について無知な様子もありました。ギャグ風に描かれてますが、最初は一人で海に出ようとしてた人間にしては、あまりにも無謀に感じます。ルフィやウソップってかなり運が良かったのかもしれません。
・ジョニー
賞金稼ぎでゾロの弟分。ヨサクとコンビを組んでいます。サングラスと顔にある「海」の文字が特徴的。
偶然とはいえ相棒が殺されかけ、ルフィと戦いますが、あっさり敗北します。ここから彼の実力が既に見えてますね。
またバラティエの情報も提供します。今思えば、結構重要な情報だよな。
・ヨサク
ジョニーとコンビを組む賞金稼ぎでゾロの弟分。変わったヘアースタイル?が特徴的です。
壊血病で死にかけているところに、偶然ルフィ達が撃った砲弾に巻き込まれるという不運っぷりですが、ナミのおかげで無事復活します。というか死んでもおかしくありません・・・。ギャグとはいえ凄いな、この人。
個人的名セリフ&名シーン
・ルフィ&ゾロ「マーク変わってんじゃねェか」
海賊旗を描いたウソップへのツッコミです。ちゃっかり自分のイメージに合わせた海賊マークにしています。長い鼻にキラリとしたマークが特徴的です。グッズなのでよく見る麦わらの一味のイメージマークですが、ウソップのはこんなに早く出ていました。意外と知られてないかも・・・。
・ジョニー「謝ってすむなら警察はいらねェ」
ルフィとウソップが謝った際のジョニーの返しです。このように言われて心痛めるルフィとウソップになんか愛着があります。というか荒くれ者が警察って(笑)
・ルフィ「なにより船で美味いもん食えるしな!!!」
次に引き入れる仲間を“海のコック”と決めた際のルフィのセリフです。ヨサクの件から栄養配分の必要性を感じた皆で決めたことですが、ルフィにとってはこちらの方がメインでしょうね。よく腹が減るルフィが満足するようなうまい飯を作れるのは、確かに必要条件だ(笑)
次回はいよいよワンピース人気キャラの彼が登場!現在進行形で大変ですが、そこらへんも理解したうえで書いていきます。