910話の感想です。
表紙連載は「16:30 ことのほか貧乏だったため物資供給」です。なんだよオオロンブス、めっちゃいい奴かよ。
ネコマムシとマルコの話、さらにワノ国に忍び込むゾロ達ですが、一方その頃ルフィ達はというと・・・
レヴェリーの記事
場所は新世界の海上。ナミが確認する新聞の内容について、皆で話しています。もちろん話題はレヴェリーについて。
写真に写っている面々が、深い関わりを持つメンバーであるためかルフィ、ナミ、サンジ、チョッパーが盛り上がっています。特に後者2人が露骨すぎて・・・
「ちょっと!!まだ裏面読んでないんだけど!!!穴だらけじゃない!!」
「エヘヘヘへへ・・・♡」
サンジは王女たちの、チョッパーはドクトリーヌの写真を切り抜きにしてにっこりです。キミらはちょっと情報を気にしなさい!
世界一周したら、また会いに行きたいと笑うルフィ。今後の展開にも期待が持てますが・・・。
荒波と海洋(?)生物
さて電伝虫を使って、ワノ国へ行ったメンバーに連絡を取ろうとするルフィですが、まったく応答がありません。さらに進もうにも、妙なうねり方をした波とその先の悪天候で簡単に進もうと判断がつきにくいところ・・・。
「おい何言ってんだブルック!!早く行こうワノ国!!」
「ルフィさんなぜあからさまに船員を危険に巻き込むんですか!!」
進む島はともかく、航海士がやな予感と言っているのに突き進もうとしたがる船長である。
ちなみに錦えもんの話では、国全体が常に悪天候、波も潮も荒れているため入国の困難さを語ります。その際に“かたつむり”にて説明するとも言ってますが・・・?
「イヨーッ」『ポンポン』
さあ、どうしようかと考えている中、いつの間にか船に乗っていた謎のデカいタコが頭をポンポンと叩いて音を鳴らします。誰だ、お前は!?
皆が驚く中も、まったく動じずに謎の呼びかけ(?)を行うタコ。すると今度は、海から巨大な鯉の魚群が登場!ちなみにルフィはここで鯉の調理法をサンジに訊いて、捕獲に走っています。おい、船長!
さらに波も大きくなって、荒れ放題の海・・・かと思いましたが、ここでブルックは水の異常な透明度に気がつきます。鯉が淡水魚であることを考えると、川である可能性が出てきました。
そのまま鯉の流れに、サニー号が動かされていくと、今度は巨大な滝が登場!さらに巨大鯉はその滝を登っています!
しかしここで気がつくのは我らが航海士ナミ。淡水の理由を考え、滝の上に巨大な水源・・・そこがワノ国に繋がると予想します。
ワノ国へドーン!!
ここでルフィが戻ってきます。このままでは滝に突っ込むだけですが・・・
「頼むぞ鯉ィ!!」
なんとルフィが腕を伸ばして、滝を登る鯉2匹を掴みます。そしてそのまま一気に滝を上昇!船の滝登りだァ!!
その後、逆流と渦潮を経て、ルフィとサニー号は海岸に打ち上げられることに。周囲に皆の姿は見えませんが・・・
するとここで妙な鳴き声と共に、何かの生物がサニー号に叩き飛ばされます。その見た目は狛犬や沖縄のシーサーを思い起させるものです。(ちなみにルフィの評価は犬)
さらにその生物を吹っ飛ばしたであろう生き物・・・刀を持った狒々(ヒヒ)が登場。えらく達筆な紹介文字も添えられています。
「動物が刀を持ってる!!やっぱワノ国かここが!!」
ルフィの冒険センサーが反応したであろう状況で締め!
ワノ国へ入国
遂にワノ国に上陸したルフィ達。現状、ナミ達の居場所は不明ですが、飛べるサンジもいるので、なんとか上陸しているでしょう。
やはり今回面白かったのは、入国の際の海・・・のような川。その絵の雰囲気は有名な浮世絵「富嶽三十六景」を思い出させます。ワノ国は周囲の水までこんなことになっているのか・・・。
また鯉の滝登りの豪快さはかなり強力。あの鯉はきっと竜になるに違いない・・・!(←ねえよ)
しかしルフィ達は空島へ行く際に滝登りに似た経験はあるから、そこまでピンチに感じなかったなー。
とにかく前回同様、ワノ国での世界観がイキイキとしていた印象でした。
一方で気になるのは、謎の生物たち。ラストで戦闘していた狛犬やヒヒもですが、一番気になるのはあの謎のタコ。ナミが波について話していたコマには、すでにしれっと船に乗っていました。
あのタコの掛け声とポンポンという音に合わせて、鯉が現れたようにも見えるので、何かしらの警告音的目的があるのかもしれません。
さらに冒頭の新聞のやりとりでは、目立った大きなことは書いてなかった・・・と思いましたが、気になったのはやはりカイドウとマムの件について。サンジとチョッパーのせいでナミが読めませんでしたが、もしかすると正式に手を組んでしまったのかも・・・。だとしたら、カタクリ兄さんに期待だな!(←甘い考え)
さて今回は更新がめちゃめちゃ遅くなって申し訳ありませんでした。ちょっとここ最近の忙しさがとてつもなく、あまり思っている以上に更新できなくなってしまいました。
とりあえず、今後もしっかり更新しようと心に決めて、また次回!・・・って明日やないかい!