ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

第888話「獅子」 やっぱりサイヤ人・・・!?

 888話の感想です。

 表紙連載は「イデオ海賊団ー海賊始めましたー」格闘連合から、海賊へと早変わりです。ジェットとアブドーラはこっちの方が似合っている気がしますが・・・。

 パウンド決死の頑張りのおかげで、オーブンから逃れることが出来たサンジ達。一方、遂にビッグ・マム海賊団に見つかったナミ達は・・・

VS10億の男

 場所は鏡世界。息も上がっているルフィは、なんとカタクリの元に戻ってきました。

 カタクリからすれば、あのまま逃げても誰も笑わなかったといえる状況なのに、戻ってきたことには疑問を抱きます。

 逃げるより死を選んだのか?それとも傘下に入れてもらうよう頼みに来たのか?いやいやどちらでもありません。

 

 先制するようにルフィは攻撃を仕掛け、カタクリはのけぞってそれをかわします。そう答えは・・・

「お前に勝ちに来た!!!」

「そんな選択肢は用意してない!!!」

 さあ、勝負の再開です!!

だいたいマムのおかげ

 場面は変わって、サニー号サイドへ。サニー号に向けて砲弾が撃ちだされます。なんとその砲弾には、顔がついており、意志を持っています。そのため標準がずれても当たると思われますが・・・

「すいやせん、麦わらの一味は・・・」

「あっちへ逃げたわ!!」

 ナミがあらぬ方向を示すと、そっちに飛んで、そのまま海に着水・・・なんて使えない!

 どうやらマムが正気でないので、上手く統制が取れないとのことです。

 

 ここで登場するのは、26男ババロア。エリザベロー2世のような構えだけが特徴のキャラです。全速力にもかかわらず、追いつけないことにイラついていました。

 さすがに海を知り、波を知るジンベエの操舵能力には、なかなか追いつけないようですね。

 しかしそれもここで終わりとのこと。というのも・・・

 

 見張りをしていたキャロットの報告から、なんとサニー号の正面に大量の船影が!正面からは3男ダイフクの部隊。さらにババロアの後ろには援護艦隊にスムージーの部隊と、サニー号は完全に囲まれる形に!

 

 この状況に笑うペロスペローが、ふとマムを見ると・・・痩せているだと!?少し食べないだけで、こんなに早く痩せるのか!

 でも思えば、ルフィもあれだけ動いてすぐに痩せるからな・・・。それと同じものなのでしょう。

月の獅子

 どの方向へ動いても、間違いなく囲まれるこの状況。ナミ達はこのままダイフクの部隊とぶつかるのを選ぶようです。とりあえず乗り移れる距離まで接近したら、チョッパーが怪物強化で暴れるつもりですが・・・

「私にやらせて!きっと役に立てるよ!」

 ここで志願したのは、なんとキャロット。笑顔でやる気満々です。理由は「満月」だから。これだけ聞けば、なんのこっちゃですが・・・。

 

 帽子を取ったキャロットが、満月を見ると、とてつもない雄たけびを上げます。そして・・・ふ、ふつくしい・・・!じゃなくて、なんだこれー!!!

 髪は真っ白、身長も伸び、大きくなった尻尾は電気を発しています。

 どうやらこれがイヌアラシの言っていたミンク族の奥の手「月の獅子(スーロン)」と呼ばれる形態。ビッグ・マム海賊団の船員もうろたえています。

 

 さてスーロンとなったキャロットは、マストの上から海に向かって飛び出すと、空中でふわりと軌道を変え、敵の船へ。

 高速のスピードに加え、軽い身のこなしとエレクトロの攻撃により、次々と兵士をなぎ倒していきます。

 とは言え、一人で艦隊と兵士を止めるのには無理だとダイフクは笑います。

 その言葉に応えるかのようにキャロットが出したのは、なんと舵輪。

 船を狂わせるとは、お見事だなキャロットよ!

ミンク族の本気

 さて今回新たに出てきた設定「月の獅子(スーロン)」。満月の時にだけ、限定で使えるパワーアップのようなものですね。

 キャロットの話では、ペドロに鍛えてもらったおかげで使えるようです。一定の訓練は必要ということですね。

 

    もとより戦闘民族のミンク族なので、このパワーアップは大きいでしょう。

 となれば、もともとの戦闘力が高いペドロやイヌアラシ三銃士、イヌアラシ、ネコマムシあたりのスーロンはさぞ強力なものとなるでしょう。

 

 しかし今回のキャロットは、まだ雑魚狩りしかやっていないので、どれほどのパワーアップかは、まだ不明です。

 戦うとしたら一番近いのは、ダイフクか・・・。

 正直、カタクリとオーブンの凄さをしっかり見せられたので、ダイフクはジンベエやサンジのような見知ったキャラと戦って欲しいです。

 

 にしても、あの姿にこの設定・・・ジャンプ読者でサイヤ人を思いつかない人はいないのでは?

 電気がビリビリしているから、スーパーサイヤ人2だね!(違う)

 

 そして再びカタクリと会いまみえるルフィ。ここで勝てるかどうかはわかりませんが・・・勝つとしたら相手の覇気が弱まった上に、さらにルフィの覇気もパワーアップするくらいしてくれないと。

 それにしてもあそこでまだ選択肢を与えるカタクリの器のデカさよ・・・!さすがはカタクリお兄ちゃん!(←よせ、ブリュレ)

 

 あと地味に気になったのが、このスムージーが写っているコマ。

 スムージーはシャーロット家の姉妹を率いている感じでしょうか。長女のコンポートさんの立場・・・。

 カタクナ的に後ろの黒髪の女性がツボです。SBSで取り上げられないかな?

 ミンク族の実力に期待しつつ、また次回!

第889話「未知のママ」 四皇の風格 - ワンピース航海記録