873話の感想です。
表紙連載は「民衆の皆さんにはステッカー半額キャンペーンなのだが・・・!?」
押し掛け迷惑野郎であるバルトロメオが上陸した島は、まさかの赤髪海賊団の領土。事前に確認しとけよ・・・。
背表紙は「本音は」。生ぎたいっ!!!!
結局、全員無事だったビッグ・マム海賊団。しかしマムの様子がおかしく・・・
今後のビッグ・マム海賊団
シュトロイゼンが変えたホールケーキから、救助されるスイートシティの住民たち。
一方で、ニワトリ伯爵はカタクリたちから結婚式の惨状を知ることに。
「私はまんまとお前の実力を買っていたソワール!!」
ベッジの裏切りも知れば、怒り奮闘。爆発についてはよくわかっていない様子ですが、ベッジの工作やタイヨウの海賊団が逃げたことまでばれてます。
そして軍隊がすでにルフィ、ベッジ、ジェルマの3陣営の追跡に当たっているとのこと。カタクリはブリュレに共にくるように命じます。
「奴がこの先本当にママを脅かす存在になる前に 消しておく必要があると感じた」
カタクリ兄さん、さすがだぜ・・・。
暴走、ビッグ・マム!
逃げてくるスムージーの後ろには、食いわずらいを発症したビッグ・マムが!ウエディングケーキを食べ損ねたのが、癇に障ったようです。
しかも暴れるマムの手には、オペラがいるじゃないですか!スムージーの話では立ち向かったようですが、今までのことを考えると逃げようとしたところを見つかったようにも思えちゃう。
そしてウエディングケーキを作れるシュトロイゼンは、なんと着地失敗で大怪我!
ここで時間稼ぎのためにペロスペローが、ケーキには予備があり、ルフィ達に奪われたとウソをつくと・・・
「ウソをついたら・・・!!!」
「お前の寿命で償えよ!!!」
怖えええええええええええええええ!!!!!
食いわずらいの注文
ペロスペローの話を聞き、孫悟空のごとくゼウスに乗って、ルフィ達を追うマム。筋斗うーん!
とは言え、問題のウエディングケーキ。材料無し、作れるシュトロイゼンは意識不明。しかも今回マムは一口も食べていないので、想像以上の美味しさを誇るものでいけないとのこと。
「私が助けてあげようか!?」
そこに現れたのは、我らがプリンちゃん。なんと彼女、今回のウエディングケーキがどんなものかわかっていました。さらには材料も予備があるとのこと。
お題は「チョコレートシフォンケーキ」。チョコ作りには、シュトロイゼン並みの彼女と、ベッジの妻のシフォンはシフォンケーキのエキスパートとのこと。つまり彼女たちが組めば、抑えられると考えられます。
ベッジの妻であるシフォンに作らせる方法?プリン曰く
「言う事聞かすわよ・・・」
脅すのね(笑)
逃げるルフィ達の上から・・・
一方ルフィ達は、皆で誘惑の森へダッシュ。チョッパーいないので、ナミはジンベエに乗って(笑)
走っていると、先に見たことがある影が。なんとアマンドに斬られたキングバーム!機動力を考えるなら、ナミ達を乗せることは必然なわけで。ナミもビブルカードを破って、2枚にしていたので、従わせるのにはスムーズにいきました。
しかし敵の動きも素早く、後ろから追手たちがどんどん来ます。すると上から風を切る音が・・・。
ルフィ達が上を見ると、食いわずらいのビッグ・マムが!
「よこせケ―――キ!」
登場キャラ
・麦わらの一味
とにかく誘惑の森へダッシュ中です。ここからはスピードが重要なので、みんな必死ですが、まさかのあっさりマムに追いつかれる始末。マジで今後どうするんだよ。
今回のルフィ達のやりとりは、よかったですね。ドタバタ感があるというか、麦わらの一味らしさがあります。
・ビッグ・マム
食いわずらいが発症し、ウエディングケーキを要求します。例によってその暴走はすさまじく、オペラは寿命を抜かれ、片っ端から建物を破壊し、極めつきはペロスペローに死の宣告を与えると、手が付けられません。
ラストにルフィ達に追いつきましたが、これどうなるんでしょうね。食いわずらいの強さは、過去編で巨人の戦士を投げ飛ばした実績があるので、ルフィでもきついよな・・・。
・ビッグ・マム海賊団
そろいもそろって、頭を悩ませている状態です。兄弟勢では、カタクリがブリュレと共にルフィを追おうとする一方、ペロスペローはビッグ・マムに脅されてしまいます。仕事していた長男相手にも、容赦有りません。
そしてオペラも寿命抜かれたようです。ヘタレキャラな印象だったけど、最後の最後によくやってくれましたよ。スムージーの身代わりになるという・・・。
あと久しぶりにペコムズ登場。タイヨウの海賊団が逃げたことを報告してました。カタクナとしては、ボビンの方が気になるんだけど・・・。
・プリン
チョコ作りの特技を生かして、マムを止める案を提案します。彼女がチョコ作りしていたのは、結構前からわかっていたことですが、あの頃はまだ猫かぶってたからなあ。
そしてサンジに怒りを感じていました。どうやら三つ目をキレイと言われたことが、侮辱されたように思ったみたいです。
読者からすれば、サンジの本心だとわかるけど、幼少期から三つ目についてバカにしかされてこなければ、そうも思うか。ナミとのイチャイチャも見たしな!
・キングバーム
お久しぶりの誘惑の森の主。アマンドにひどく斬られたと思いましたが生きており、木の女ホーミーズに傷を縫ってもらってました。イチャイチャしやがって。
特に愛着あるキャラじゃないのですが、ここまでこき使われるとさすがに可哀想に想えてくるわ。
感想
マムの食いわずらいにとにかく振り回された話でした。実際彼女のせいで、ビッグ・マム海賊団の戦力がかなりそがれることになりそうですよね。
あと今回いちいち表情が怖い!
それにしても、ますます今後の展開がわからなくなるような話でしたね。多分今のところ有力なのは、シフォンの代わりにサンジがケーキ作るの手伝って、なんとか逃げるってところでしょうか?
いっそのことマムが大暴れして、ホールケーキアイランドが沈むってのもいいかも・・・。え、ぺロス兄?・・・ご愁傷さまで。
・カタクリ「奴がこの先本当にママを脅かす存在になる前に 消しておく必要があると感じた」
カタクリのセリフのひとつ。やっぱり強キャラが主人公を危険視するって燃える展開です。描写少ないとイライラにもなりかねないのですが、少なくともクラッカー倒しているので、気になりませんな。
・住民たち「え!?なんかプリン様」
「ガラ悪い!!」
プリンが銃を取り出し、言うこと聞かすと言った時の住民の反応。家族以外知らないらしいから、こういう反応なんですね。
でもプリンの能力で記憶改ざんされている人もいると思うんですよね。そうなると前に同じような反応した奴がいそうだ。