31話の感想です。
冒頭カヤはウソップに襲われる夢を見て、目を覚まします。起きてクラハドールを探しますが、なんと彼の部屋には血まみれで倒れているメリーが!そして彼の口からクラハドールの本性を知ります。カヤはクラハドールと話をつけに海岸に向かいます。一方海岸では船の番人ニャーバン・兄弟(ブラザーズ)が船から降りてきて、ゾロと戦いますが・・・。
ストーリー
遂にカヤに真実が伝わります。ウソップとクロのどちらが信用される人物かがようやく判明しました。ここら辺の内容はシロップ村編の大きなポイントになると思います。
久しぶりにゾロの戦闘描写もあります。剣士が相手ではないですが、一風変わった相手にどのように立ち向かうのかも注目です。
登場キャラ
・ゾロ
久しぶりに目立った印象です。まあ彼は戦闘ないとそこまで大きな動きするイメージありませんが。そんな彼ですが、いきなり刀を2本盗まれました。当時はそこまで気にならなかったのですが、読み返すとあっさり刀を奪われるのは剣士としてどうなんだという印象です。デービーバックファイトのサンジの言葉を借りるなら「剣豪が刀を失うのは、へなちょこの出来上がり」になりかねません(笑)
・ナミ&ウソップ
ゾロの横で解説の役割をしています。こういう場面見ると、ナミやウソップってまだ戦闘員じゃないよなと思います。
・カヤ
ボロボロのメリーから真相を聞きました。彼女の今後の立ち回りが重要なものとなりますね。しかし相手が容赦ないとわかったうえで直接話をつけにいくところを見ると、結構肝っ玉があります。病気なんで歩くだけでも、息切れを起こし辛そうですが・・・。
今回冒頭でウソップに襲われる夢を見ていましたが、その夢にはウソップだけでなく敵にいるような見た目の海賊もいました。私はどうも彼らがウソップの味方というのがあまりにも似合わなく感じ、なんか面白くなってしまいました。印象って恐ろしい(笑)
・メリー
カヤにクロに襲われたことを伝えます。彼がいなければカヤが今回の件の黒幕がクロだと知られないので、果たした役割は大きいでしょう。
当時絶対死んでしまったと思っていたので、息を吹き返したのに本当に驚きました。クロは計画を重視している割には、こういうところがずさんですね。
・ウソップ海賊団
前回たまねぎがクロを怪しがり、他の2人を集めたようです。3人で前日のウソップの嘘を怪しんでます。この描写あるだけでも彼らが信じていたことがわかりちょっと安心した自分がいます。カヤが一人で歩いているのにも疑問を感じていましたね。
・ジャンゴ
戦闘には参加せず、指示したりしてるだけです。でも命令しているところとか見ると、彼もやっぱり船長なんだと感じます。
・ブチ&シャム
クロネコ海賊団の船の番人で太っている方がブチ、痩せている方がシャムです。通称「ニャーバン・兄弟(ブラザーズ)」ですが、似ていないので本当の兄弟ではなさそうですね。猫を被っただましうちや相手の持ち物を盗むねこばばといった「ネコ」のつく技を披露します。今回戦ったのはシャムだけですが、彼らの本質はそのコンビネーションです。これについては次回ですね。
個人的名セリフ&名シーン
・カヤ「私だって・・・!!逃げなきゃいけない事態(とき)くらいわかるつもり!!」
メリーに無駄な争いを避けるため財産を譲ることについて、クロと話をつけてくるように促した後のカヤのセリフです。涙流しながらもこれを言えるのは、大したものだと思います。私だったら話をつけるにしても一人ではビビって絶対に行けません。ウソップから元気をもらっていた証拠かもしれませんね。
というか今回これくらいしかヒットしたシーンがありません。そのうち全くない話もありかねない気がします・・・。
次回はゾロとニャーバン・兄弟の戦闘が本格化します。そしてあの男も海岸に到着です。