第10話の感想です
この話は前回以上にバギーの恐ろしさが見れます。彼の海賊としての残虐性に加え、特性バギー玉や彼のバラバラの能力も登場します。
その恐ろしさに対抗するようにルフィやナミのセリフが印象に残るような形で描かれています。
登場キャラ
・ルフィ
オリの中でも相変わらずマイペースな男です。しかし言い換えれば、このピンチに動じない男とも言えます。今回ナミに対して「覚悟」について話しましたが、このような状況になってもドンと構えていられるのは彼自身が「覚悟」をもっているからと言えますね。
今回オリの中から宴の様子を見て、羨ましがっている場面がありました。シャンクス達が飲んでいるところ見てたからか、こういうのも彼が海賊になりたがった理由ですね。
・ゾロ
最初の方を読んでいると、有名だなと思う場面がたびたびありますが今回の話もその一つです。セリフひとつから自分への絶対的な自信がわかりますが、今回は相性が悪すぎた・・・。
・ナミ
人をだましたりしても、海賊のような非道なことはしたくないという彼女なりの信念が見受けられます。特に素手で大砲の火を消そうとするところを読めば、その思いの強さが伝わります。当時はこんなシーンもあったので、彼女がどのような経緯でルフィ達の仲間になるのだろうと思っていました。
この回でナミは相当お酒が強いことがわかります。酒と言えばゾロのイメージが先行しますが、彼女も相当なものです。ただこの設定2年後で見た覚えがないですが・・・。
・バギー
彼は出るたびに表情が豊かな人物だといつも思います。今回も笑いあり、ツッコミありに加え、恐ろしさありというとにかく感情表現が多いです。個人的にはウソップに勝るとも劣らず!
さらに今回は特性バギー玉も使用しました。通常の大砲の玉よりもはるかに強力です。ワンピース読んでいて最初に破壊力に驚いた描写はこの場面ですかね。
・バギーの部下
見た目通り宴の際は、曲芸のようなことをやっていますね。そんな奴らが短剣もって切りかかってくるって考えてみると怖いな・・・。
個人的名セリフ
・ルフィ「あー楽しそうだなー やっぱこうだよなー海賊って!!」
彼はこういう盛り上がる宴をやりたかったようですね。そりゃ仲間に「音楽家」を欲しがるわけだ・・・。
・バギー「やれ」
これはセリフもですが、バギーの表情も含めてですね。今まで笑ったりしてたやつがいきなり凄みのある顔でこんなこと言えば、相当ビビります。
・ルフィ「自分の命を懸ける覚悟だ!!」
夢を追うために死んでも構わないと考える彼の覚悟は、自らが海賊であることも含めてだったのでしょうか?ただ少なくともルフィは、海賊相手にするなら自ら命もいとわないくらいの強い覚悟があるのがわかります。あくまで想像ですけど、ルフィここで撃たれてもしょうがないってくらい思っていそうですよね。だとしたら凄いな・・・。
・バギー「本気で来ねェと血ィ見るぞ!!!」
バギーなりの戦闘への意気込みがわかります。彼は自分よりも圧倒的に各上の存在をその目で見てきたはずなので、海賊として戦闘においてはこの時のゾロよりも覚悟を持っているのかもしれません。
まあゾロの刀見て、自分なら勝てると思ったからのセリフかもしれませんが・・・。
次回は完全に因縁がつきます。いよいよ海賊団同士の戦いの幕開けです。