1019話の感想です。
今回はカラー扉絵。一味がジンベエザメたちと共にビッグウェーブに乗ります。ナミさんとロビンちゃんがセクシー!あと、個人的にゾロがかなり見つけにくかったです。
第1018話「ジンベエVSフーズ・フー」 男の拳に曇りなし - ワンピース航海記録
数で圧倒される討ち入り組でしたが、お玉たちのおかげでそう戦力数はかなり迫る形に。そんな中、ジンベエはフーズ・フーと対決。彼の経験や魚人差別は留まることを知らず、ついには地雷を踏みまくった結果、怒りのジンベエによる魚人空手で見事に勝利をもぎ取ります。
復帰のための治療中
ライブフロアでの一番の勝負は、サンジVSクイーン。彼の連発するレーザービームにもひるまずに戦っています。
そんな中、ゾロにも治療が施されます。ゾウの特性薬を注射で打とうとしますが、なぜか包帯そのままで。…まあ、グサッとやっちゃいましょう!(ミヤギ並)
さらに外でも治療を受けたものが。ハートの海賊団に拾われたルフィです。とりあえず水は吐かせてもらいましたが、ローが不在のため治療に困っていると…
「肉ーーーー!!!」
まあ、うん。お前はそういうやつだよ。
空飛ぶ恐竜
各地で真打ちやギフターズが裏切る中、髑髏ドームの右脳塔ではフランキー(フランキー将軍搭乗)とササキ(獣形態)が一騎打ち。お互いに頑丈さが取り柄のため、なかなか勝負がつきません。部下たちの裏切りもありその粛清もやらねばならないササキはついに人獣形態を披露。さらに“絡繰螺旋刀”のギミックが発動。ドリルのように回転する刀です。
元装甲部隊もフランキーに加勢しようとする中、ササキは次に取った行動は、なんとトリケラトプス特有の襟飾りが回転!それにより空中に飛ぶことまで出来ます!なんぞこのヘリコプターのような仕組み!?元装甲部隊からすれば、その脅威はよく分かっているようで、フランキーに警戒を促しますが…
「バカ野郎…案じるなら…てめェらの身だよ!」
ササキは裏切った相手に、回転する襟飾りで攻撃!“ヘリケラトプス”により装甲部隊の硬い装甲もズバズバ切り裂きます。
お次の狙いはフランキー。このプロペラのように回転する襟飾りで、強烈なスピードと空中戦をものにしています。さらに今度は突進を狙う構え。当然上がった速度による突進の脅威さは、強力なものです。フランキーは盾を構えますが…。
「あ」
「え!!?」
なんとここでササキは急速でバック!どうやら回転方向を間違えて、逆走したようです。とはいえ、助走距離が確保されたことで、突進の威力はさらに強力に!まさに弾丸ごとき突進“弾丸(タマ)ケラトプス”の発動です。
フランキーはこれを正面から盾で防ぎますが、押し込まれすぎて肩のランチャーが暴発!しかしカウンターがてらに、“将軍(ジェネラル)スープレックス”でササキを頭から叩きつけました。うーん、重い肉弾戦!
強固な戦い
さらに床に埋まったササキの腹には先ほどの切り傷があるのを発見。いわばこの部分は彼の攻撃が通る箇所と言えるでしょう。すかさずフラン剣を取り出し、“勝利のVフラッシュ”を仕掛けますが、ササキも高速移動でこれを回避します。さらに絡繰刀によりフラン剣まで折られました。
このピンチにしかもライブフロアまで近づいていることに気づきます。これほどの実力者を味方の多いライブフロアに入れるわけにはいきません。ということでフランキーはコネクターをセット!フランキー将軍だからこそ出来る出張ガオン砲”将軍砲(ジェネラルキャノン)”で“弾丸(タマ)ケラトプス”で迫ってくるササキを吹き飛ばしました。
しかしさすがはゾオン系古代種!この一撃を耐え、さらに自爆覚悟で上空からの突進“マグナムケラトプス”で決着にかかります。その破壊力はあのフランキー将軍を全壊させるほど!
だが兄貴もここで負けるわけにはいかないのさ!破壊されたフランキー将軍の中から、フランキーはすでに狙いをつけていました。止めはやはりこれしかない!“ラディカルビーム”の直撃で、ギリギリ勝利をもぎ取ります。
一方、屋上ではカイドウとヤマトの一騎打ち。人獣形態になったカイドウに、なんとヤマトも打ち合っていました。彼女の強さはそれこそカイドウを倒そうとして何度も敗北したからこその賜物。そしてもうひとつ、彼女の姿はこれまでと違った美しい人獣となっていました。
「この国の為に戦わずして…!!ぼくは“おでん”を名乗れない!!」
捕らわれてきた想いを胸に、能力を発動した彼女はカイドウに挑む!
こんな発想がまず出ない!
衝撃的な戦いとなった今回の話。
よく分からないタイトルからの、ササキの戦い方には衝撃を受けました。トリケラトプスといえばあの防御力と突進というのはわかっていましたが、まさかの襟飾りを回して空中戦や高速移動をするという変態型の戦い方!こんな戦い方、まず思いつきません。いやでもキン肉マンでス二ゲーターが似たようなことはやっていたか…。
しかしそこはさすが飛び六胞。こんな変則的な戦闘スタイルでしたが、その実力は本物です。フランキー将軍を打ち破った実力は本物でしたね。まじで将軍使っていなきゃ、フランキーが負けていたのは疑いようもありません。
にしても、今回のササキといい、CP9のカクといい、明らかにおかしい機能を持つゾオン系がいますね。ある意味、一番可能性を感じさせます。しかし考えてみれば、我々は本物のトリケラトプスを知りません。つまり太古の昔には空を飛ぶトリケラトプスやビームを撃つブラキオサウルスもいた可能性があるし、キリンも押し込めば腕や脚が伸びた可能性があるんだよ!(某キバヤシ風に) …いや絶対ないわ!
そして今回、他に気になったのはやはりラストのヤマトでしょう。その見た目からゾオン系でしょうが、いったい何の能力者でしょうか。どことなく現実離れした雰囲気があるため、狛犬とか麒麟とかその辺りでしょうか。また属性が盛られたか…。
ところでこの時にお腹がすいていたというヤマトの発言がありましたが、やはり虐待親父だったか、カイドウさんよ…。
個人的に今回とにかく私の中ではササキがツボでした。あの面白トリケラトプス技はもちろんですが、回転方向を間違えての逆走というドジ、そして裏切られたことに少し悲しそうに味方のいない状況を口にするその姿、急にキャラが立った印象でした。飛び六砲で一番好きになったまであるな、これ!
それとワンピースの100巻記念で様々な企画が計画されていますね。個人的には宇宙とMONSTERSのボイスコミック化が気になります。ボイスコミックは単純に欲しいですね。誰が声をやるのでしょうか。宇宙の方は、規格内容が気になるのと今回のルフィの表情が妙に印象的でした。なんかすごい間抜けに見えてしまったの…。
私はどこに注目しているのだろうか…などと思いつつ、また次回!