897話の感想です。
表紙連載は、「BD脱走者リスト 新巨兵海賊団船大工 スタンセン」 スタンセンってたしかレイリーと一緒にヒューマンオークションにいたような・・・。というかこれって、新巨兵海賊団の紹介は全員やるみたいですね。
遂にカタクリに勝利したルフィ。約束の時間までもう少しの中、変装したペコムズの手を借りて、カカオ島の鏡へ向かいますが・・・
ペコムズの協力
いよいよ約束の時間まであと4分。サニー号は挟み撃ちにされないように距離を取るのに対して、スムージーの艦隊は後ろを固めて逃げ道を塞ぐ手段に。
そしてカカオ島ではオーブン率いるメンバーがルフィを待ち構えますが・・・。
一方、鏡世界ではペコムズがダッシュしながら、ルフィにスーロンの説明をしています。どうやら彼はスーロンがかなり苦手ならしく、発動すると暴走するようですが、なぜか唯一ペドロの声だけは聞こえ、ペコムズを止められたようです。
つまりペコムズがスーロンになったら、いよいよストッパーがいないのが現状。彼は暴れている隙に、ルフィを逃がす算段のようです。
「ペドロの兄貴の犠牲は絶対に無駄にするな!!」
カッコいいセリフで出口の鏡までダッシュ!いよいよ・・・
ピンチにチャンス
ということで、鏡の中から、ブリュレを前面に出しながら登場!あっさり正体はばれますが、ペコムズは素早く拳銃を取り出し、ブリュレを人質にオーブンたちを脅します。
さらにサングラスを取って、満月を直視!だんだんとスーロンへと変化していきますが、ここで動いたのは4男オーブン。能力で銃を熱して、ペコムズがひるむと・・・
「“熱”(ヒート)!!“風拳”(デナッシ)!!!」
熱のパンチでペコムズを殴り飛ばしました!すると隠していたルフィも登場。とっさに屋根上に逃げるルフィですが、33男レザンが追ってきます。
しかしそれを許さないのが、我らがサンジ。見事な蹴りでレザンを吹っ飛ばします。雑魚はどいてろ!
ルフィを抱えたまま、空を飛んで逃げようとするサンジですが、なんと敵にも月歩を使えるやつらが数人いました!
さらに下ではペコムズがリンチ状態。スーロンにさせないために目を潰せとかまで言われています。こんな内容がシンプルに言われるのが、ビッグ・マム海賊団の怖いところですよね。
ペコムズの方を心配した瞬間、35男のユーエンによる一撃!サンジはルフィもろとも地面に叩きつけられます。そのままあっさり取り囲まれるサンジ達ですが・・・
ここで突如、港で爆発!海からビッグ・マム海賊団の艦隊にも負けないほどの物量・・・ジェルマ66の艦隊が登場です!
さらにサンジの方には、ヴィンスモーク姉弟が登場!ジェルマの活躍に期待!
次回が気になる展開に
いよいよルフィが鏡世界から脱出して、敵から逃げる状況になりました。
個人的に注目したい点は、ペコムズの考え。私はビッグ・マム海賊団にいるにもかかわらず、ルフィ達に肩入れしすぎているペコムズに疑問的だったのですが、スーロンの件も含めて、ペドロに相当な信頼を置いているのがわかりました。
今回の説明で納得はしたのですが、ビッグ・マム海賊団にどうして入ったんだとも感じましたね。でも去る者殺すような奴らだからな・・・。
ペコムズの言い方からすると、スーロンは思った以上に強力なもののようですね。コントロールできていたキャロットは凄かったことがわかります。個人的にはペコムズやペドロのスーロンも、しっかり見たかったな・・・。
正直、今回は話に大きな展開を感じなかったというか、次回へのつなぎ的なものに感じましたが、細かな点が面白かったです。
前回、知的な感じで解説していたレザンがあっさり蹴り飛ばされる点や、スナックのアップ顔、月歩を使えるやつらがまあまあいるとか・・・。
そんな中でも驚いたのは、オーブンとユーエン。オーブンは自身が発熱するだけでなく、目視した物にすら発熱させ、発火にまで発展しています。もはやNARUTOの天照に近いものがありますね。今更だがこいつの強さも大概ヤバいな・・・。
そしてユーエンの方は、顔に似合わず驚くほどの武闘派。
登場した時は見た目から、魔法使いみたいなトリッキーな技を使うのかと思ったのですが、月歩どころか持っている杖の球の部分を巨大化させてぶん殴るなど、ゴリゴリの肉体派でした。
あとちょっと残念だったのは、サンジがマジで大きな作戦がなかったように見えること。本当にスピードのごり押しとスカイウォークだけで逃げるつもりだったのか・・・!
まあ、ジェルマが来たから何とかなるよね!活躍に期待だよね!そんな思いを込めて、また次回!