ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

第858話「会議」 久しぶりのサービスシーンだ!

 858話の感想です。

 今週はカラー扉絵で一味がアメフトをしています。ちなみにチームは、ルフィ側が東の海編でのメンバー、チョッパー側がグランドラインで仲間になったメンバーです。背表紙はルフィがウソップを仲間に誘うところ。そして今週はジャンプの表紙もワンピース。ルフィとサンジとビッグ・マムの3人の構図です。

 

 ホールケーキ城でウエディングケーキが着々と作られている頃、ぺコムズはタイヨウの海賊団に寝かされていました。ぺコムズはベッジがマムを狙っていることを直接知らせに行こうとしますが、それを止めるタイヨウの海賊団を不信に感じ・・・。一方ルフィとサンジはベッジのアジトへ向かいます。

ストーリー

 ルフィとベッジが対面します。正直ルフィが彼らと組むとは思っていなかったので、驚きましたね。彼らの計画が今後の一味にも大きく関わってきますが、ここで計画の内容がはっきり明かされると失敗するフラグにしか見えないと思うので、そこは次回に期待ですね。まあマムもここでやられるとは思っていないので、個人的には失敗する気がしてしょうがないのですが・・・。

 

 またぺコムズの様子やマムがローラを嫌う理由など、これまでの謎がある程度判明しました。特に847話でマムが言っていたことの内容については驚きました。エルバフは以前からよく出てきた国名ですが、四皇ですら欲するほどの強力な力を持っているんですね。これだけでも巨人族の凄さがよくわかります。しかしまた新しい謎もある形となりましたが・・・。

登場キャラ

・ルフィ

 友情を優先し、気に食わない奴をぶん殴る態度といういつも通りのルフィでした。前回あっさりベッジと組むみたいな感じで違和感がありましたが、今回の話では読者の知るいつものルフィだったので安心しました。ベッジやシーザー相手にガンガンいくのがいいですね。

 また牛乳を飲んで、サンジに蹴られて欠けていた歯が戻りました。ブルックは前からカルシウムを取ると治る体質だったのは知ってましたが、ルフィもでしたか・・・。こいつの体の構造は一度本気で調べてみるべきかもしれない。

 

・サンジ

 あっさり馴染んでいました。前回で一味とはしっかり仲直り出来た感じでしたものね。まあ確執のようなものがあったのもルフィとナミだけでしたが。

 ベッジに対しても臆することなくしっかりと状況の確認が出来ているような印象を受けました。肝が据わっていてこういう厄介な敵と話し合えるのは、やっぱり彼の強みだと思います。正直現在のメンバーでこれが出来そうなのって、ジンベエとかペドロとか一味じゃない奴しか思いつかないし。

 

・ナミ

 シャワー浴びながら、ローラの姉妹であるシフォンと話してます。スリラーバークで起きたローラの件を話していましたね。シフォンと会った時どんな反応したか気になるなぁ。

 そして今回は入浴シーンもあります。この手のお色気が久しぶりなだけでなく、アラバスタ編の時のように結構長いのも注目です。ベッジの綺麗好きという設定には称賛に値します。個人的には効果音のウォシュも面白い。

 

・チョッパー

 なんかくつろいでいる印象でした。いきなり風呂上がりで飲み物持ってきたからですが、ちょっと拍子抜けしましたね。

 サンジと再会したときにもうちょっと大きなリアクション取ってほしかったですね。

 

・ブルック

 割れていた顔を牛乳を飲んで直していました。スリラーバーク編でも同じようなことやってましたね。本当にこういうの見るたびに彼の存在が奇妙であることを改めて実感します。

 今回、勝手に冷蔵庫漁ってましたが、以前シャッキーの店でも漁って、煮豆を食べてましたね。もうお約束なのだろうか・・・?

 

・ジンベエ

 話し合いをまとめようと頑張ります。ルフィ達をうまく誘導したりと、大人の上手な立ち回りができる人物でしたね。もうちょっと無理するタイプかと思ってました。まあ七武海の件とかも昔あったしね。どっちにしろ一味に入ったら苦労しそうだ。

 

・キャロット

 ナミやシフォンの話すことに驚いてました。彼女は海の実態を知らないくらいだから、本当にゾウしか知らなかったんですよね。その分好奇心も旺盛ですが、リアクションがいちいち可愛い。

 ナミと一緒に入浴シーンもありましたが、これって一部の方向けですな・・・。やはり人間とミンク族の壁は厚いか・・・?

 

・ペドロ

 今回はセリフすらないです。作戦時は頑張ってくれよ。

 

・ブリュレ&ディーゼル

 彼女たちも綺麗にされて、シフォンを説得していました。シフォンは全く気にしてませんでしたが。

 もうここまでくると彼女たちも充分共犯者ですね。

 

・カポネ・ベッジ

 サンジの言っていた通り、マフィアのボスそのものという態度でした。実際そうですけど。ただやっぱり海賊の様な血の気の多さもあり、ルフィやシーザーと揉めているときはそんな印象でした。

 また今回身だしなみに気を遣うという設定が判明します。おかげでナミのお風呂シーンを拝めることになったので、ナイスな設定だと思います。そういえば初登場時はボニーが食べ物を食い散らかしていることに、気に食わない態度を取っていましたね。元来そういう性格なんでしょう。

 

・ファイアタンク海賊団

 ヴィトやゴッティは相変わらずでしたね。個人的にはサンジに対して一貫してジェルマのヒーローとして扱うヴィトが気に入ってます。

 

・シフォン

 風呂場でナミ達と会話しています。ローラとは双子の姉妹だったようです。見た目がそっくりなのも納得です。マムの怒りを買ったローラに瓜二つなため、怒りのはけ口にされており生傷も絶えないほどで、今は親でなく「怪物」としか思えないようですね。ローラが過酷な状況でも結構お気楽だったのに対し、彼女は暗い性格だったのかも。

 見た目のせいでそこまで深刻に思いづらいですが、悲劇のヒロイン属性を持ってますね。そうすると王子がベッジですかね。・・・うん、いいんじゃないかな。

 

・ガスティー

 ギャングスター」の異名を持つベッジの兄弟分です。特徴的な笑い方をする男ですが・・・その正体はなんとマムに捕まったはずのシーザー・クラウンでした!

 ・・・と茶番はここまでにて、見張りがベッジに変わった際に協力することを条件に逃がしてもらうことになりました。心臓はベッジが持ってますが・・・。

 にしても隠そうとする気が全くありません。ルフィ達とはもう会いたくなかったようですが、だったらもう少しちゃんと変装しろと・・・。

 

・ぺコムズ

 タイヨウの海賊団に助けられていました。ベッジの件について自らマムに報告しようとしますが、彼らに制止されます。しかしさすがは懸賞金3億越えの男。タイヨウの海賊団の怪しい様子を感づいたようです。彼の行動が今後にどう影響するのか・・・。

 

・タイヨウの海賊団

 ペコムズの看護兼見張りをしてました。ジンベエはベッジと組もうとしているので彼らも同罪ですね。

 ところでプラリネって結構大きいんですね。シュモクザメの人魚ですが、こんなにサイズあるものなのでしょうか?

 

・シュトロイゼン

 ビッグ・マム海賊団の総料理長で「美食騎士」の異名を持ちます。大きな髭が特徴的です。
 冒頭でウェディングケーキ製作の指揮を執っていました。変わった歌詞で涙まで流す不思議な人物ですが、彼も実力あるんだろうな・・・。

個人的名セリフ&名シーン

・シュトロイゼン「甘いケーキがいいじゃない」

 冒頭のシュトロイゼンの歌の一節です。個人的に歌詞とシュトロイゼンの雰囲気がはまりましたね。アニメでどんなリズムで歌われるのかが気になります。

 

・ルフィ&ブルック「あ~~~治ったーー!!」

 牛乳を飲んで、欠けた歯や割れた顔面が治った際のセリフです。ルフィのスポンジ並みの吸収力やブルックのカルシウムによる回復力は、もはや悪魔の実の能力にも匹敵しそうですね(笑)

 

・ルフィ&ベッジ&シーザー「嫌いだ!!!」

 ジンベエがマムが好きかどうかを聞いた時の3人の返しです。マフィアの様な駆け引きも面白いですが、こんな風に一気に解決するような展開の方が好きですね、少年漫画らしくて。

第859話「四皇暗殺作戦」 事前の説明は失敗フラグじゃ・・・ - ワンピース航海記録