第6話感想です。
遂に正式にゾロが仲間になります。ルフィとゾロが海軍相手に実力を存分に振るうのは手に汗握ります。これはこの話は魅せる展開であり、文字でストーリーどうこう言ってもわからないだけなのでぜひ読んでほしいです。
登場キャラ
・ルフィ
多数の敵をなぎ倒したり、遠くの相手を殴ったりとゴムの体の特性を生かした戦い方がいっそう光ります。
またさっき仲間になったゾロに対して信頼を持ち行動できるといったコンビの良さがうかがえます。ゾロだけでなくコビーに対してもがっつり信用しています。こんなにすぐ信頼できるものなのかとも思いましたが、それがルフィという男の器の大きさなのでしょう。友達や仲間の信頼については、シャンクスからも学んだようなものですしね。
・ゾロ
何人もいる海兵の剣を受け止めるという三刀流の戦い方が見れます。ふつう見ないで全部抑えるとか無理な気が…。さらにモーガンを打ち倒すのは彼の役目。あの一瞬はまさしく一味の船員としての務めを果たしたというような場面でした。
ところでちょこちょこ怖い表情があります。さすがは魔獣のような男と言われた奴です。
・コビー
ルフィを信じて、覚悟を決められるのは本当にすごいです。前回まではビビったり泣いたりが多かった彼ですが、今回覚悟決めてからは全くそんな様子を見せてません。この数話でとにかく成長しました。この成長速度に驚いたのはさらにその後ですけど・・・。
・モーガン
斧手の恐ろしさはわかりましたが、それ以上に恐ろしいのは彼の部下に対しての命令です。腕っぷしでのし上がったとはいえ、やはり彼の恐ろしさはその残虐性と傲慢さにあるものだと思います。そんな彼もルフィやゾロ相手には何もできずにやられてしまいました。
・ヘルメッポ
なんか最後に頑張ったけど駄目だったという感じの男です。あそこでコビーを狙ったのは良かったですが、コビーの覚悟やモーガンほど非常になれない彼の性格によりやられました。にしてもここで銃を向けた相手と共にのし上がっていくことになろうとは・・・。
個人的な名セリフ
・ゾロ「てめェらじっとしてろ 動くと斬るぜ」
ゾロのカッコよさと恐ろしさが前面に出たようなセリフです。三本の刀で多くの海兵の剣を受けきるというスゴ技を披露します。その場の状況見る限りはまだ海兵の方が有利な気がしますが、完全にゾロの迫力に押されてますね。
・ゾロ「おれの名を世界中に轟かせてやる!!!」
ゾロの決心を改めて強調するセリフです。ここ数話で何度も彼の夢については書きましたが、それでもまだ足りないくらいです。やっぱゾロはこういうセリフ言っているときがカッコいいなあ。
・ルフィ「いいねえ世界一の剣豪!!海賊王の仲間ならそれくらいなって貰わないとおれが困る!!!」
そういえばゾロがルフィに夢を話したのってこれが初めてなんですよね。ゾロの実力や信念を知ったうえで、このように言えるルフィは良いよなぁ。
・コビー「死んでも!!!」
コビーもこんなに言えるようになったとは。まあヘルメッポの性格とか考えたら大丈夫だとルフィも思った気がしないでもないですが・・・。
・ルフィ「ナイス ゾロ」
後ろ見ないでもこう言えるのは、何よりも仲間を重要視している彼だからこそでしょう。彼が信頼しているからこそ、ゾロもそれに応えてくれるのでしょう。
それにしても現実でこれくらい信頼できる友人が私も欲しいな・・・。やっぱそのためには自分から信頼しなければ。
決着がついたモーガン達との対決。次回は1巻の中でも私が最も好きな話です。やっぱ成長を見るのは好きだなあ・・・。