ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

この詰込みは贅沢だ!最新刊95巻&ワンピースマガジンvol.8感想

 あと新年まで一週間もないんです。

 こんな言い方をすると毎度私含めて「今年も何もできなかった!」、「あっという間だ!」などの阿鼻叫喚が聞こえますが、逆に考えればまだ数日あるのです。ならばできることをやっておこうじゃありませんか。

 私の場合は何をしようか。今年は私事でほとんど更新できなかった…ならば最後くらい本編以外にも更新しよう!ちょうど最新刊も出たんだし!

 ということで、昨日発売の最新刊と少し前に発売されたワンピースマガジンの感想を書いていきます。

95巻表紙

 今回はルフィ、チョッパー、ブルックの甲冑姿を中心にそれぞれ分かれた四方向に四皇が写っています。この巻はワノ国編ですがワンピースの物語でも重大なことやキャラが明かされる話もあるので、まさにぴったりといったところでしょう。

 しかし後ろの四皇の格が凄いな。カバーをとってもね…(笑)

収録話

第954話「龍に翼を得たる如し」それぞれの海賊同盟 - ワンピース航海記録

第955話「閻魔」 刀のお話 - ワンピース航海記録

第956話「ビッグニュース」七武海制度の決着! - ワンピース航海記録

第957話「ULTIMATE」 映画を超えるSTAMPEDEの予感 - ワンピース航海記録

第958話「約束の港」 第三幕の始まり始まり - ワンピース航海記録

第959話「侍」 憶病慎重な蛇が厄介 - ワンピース航海記録

第960話「光月おでん登場」 おでんの評価は… - ワンピース航海記録

第961話「山の神事件」 これで18歳かよ… - ワンピース航海記録

第962話「大名と家臣」 自分で開いた出世街道 - ワンピース航海記録

第963話「侍になる」 こんなに立派になって! - ワンピース航海記録

第964話「おでんの冒険」 大海賊と大冒険 - ワンピース航海記録

 

 以上が今回の収録話です。衝撃の事実の連続に、読者待望のおでんの登場と盛りだくさんです。

 今回は本当に注目の話が多いのですが、私としては954話と957話、そして964話に特に目を向けていただきたいです。954話と957話はその設定や発言に衝撃を受けまくりの連続で長年ワンピースを読んでいる人ほどその強大さに口を開けることでしょう。もう954話とかラストのあのコマだけで目が飛び出そうになるからね!964話はおでんの冒険がとても気持ちの良いものとなっています。描写はそんなに無いのですが、おでんの日誌による心情が童心に返ったようにワクワクするものです。

SBS

 今回のSBSもネタと設定がたっぷりのもの。私としては尾田先生の捨て仮名をカタカナにしていることの質問が気になりました。ブログで入力していてもここが結構厄介なのよね。AKIRAは最近図書館で読みなおしたのですが、あまりそこらへんに注目してなかったな。これはスーパー1と共にもう一度見ようかな。

 だが一番私が好きだったものは擬人化でもさなだっちさんの話でもなく、トットランドの種族の話。昔あった四皇ワンゼの質問みたいな破壊力がありました。自然にフフッとなりましたね。

ウソップギャラリー海賊団

 今回はワノ国に加えて、映画STAMPEDEのイラストも多い印象。やはりキャラいっぱいの映画って掻き立てられるものがあるんでしょうね。私のお気に入りは幼サンジとプリンの調理場面。なんか私にしては珍しいのですけどね…そのキュンとしちゃった(決めえ)

 それと雨のシリュウのイラスト(?)には驚きました。絵が描けないというのが言い訳のような気持ちになったぜ!まさに発想の転換です。いや描けよとは私も思うけど!

ワンピースマガジンvol.8

 今回は幼少期と現在のルフィが表紙のワンピースマガジン。目玉は有名人や読者によるワンピースへの想いですかね。個人的には原ゆたか先生の話が印象に残りました。漫画家としての視点が興味深かったです。この人のゾロリも長いもんなぁ。ときどき読みたくなるけどいかんせん図書館で幼児向けの方にしか置いてなくて行く勇気が…。

 また別枠ではありますがきただにひろしさんや声優さんの方のインタビューも興味深かったです。この人の「ウィー」への考えや歌手人生の話は初めて知るようなワクワク感がありました。でも私、「OVER THE TOP」はすごい好きなの。

 声優さんの方は岡村明美さん、平田広明さん、矢尾一樹さんの3人。それぞれの役について語っていました。内容も興味深いのですが、私はこれを読んでるときに脳内再生が止まりませんでした。だってこれヤオヒラ塾…。

 

 もちろんいつものコーナーも目白押し。図鑑やサンジのレシピ紹介、絵本や小説など目白押しです。個人的にはロビンのReal海賊百科に注目しました。どうもロックスのジーベックの件から再びこういうものを読みなおそうかなと思いました。昔はちょこちょこやっていたんだけどなぁ。

総評

 単行本の方はいつもより早く発売したためか、かなりジャンプに近いところまで収録されてとても盛沢山に感じました。ついに始まった第三幕、強くなっていくルフィ達に対して恐ろしさを増す敵達、物語の根幹に大きくかかわるキャラや設定の判明とワンピースを大きく動かす内容が盛りだくさんです。特におでんの話はロジャーや白ひげが絡んだりとファンが待ちわびていた内容にも期待できるようなものでした。

 またワンピースマガジンでは今回もファンを引き込む内容が盛りだくさん。全体的に著名人や関わりのある人たちのインタビューが多く、ワンピースが様々な人たちに愛されていることを改めて思い知らされます。

 今年は本編は大きく物語を進展させ、映画も公開、アニメもいよいよワノ国に突入となかなか激動の時代でした。もう尾田先生にはこのまま我々をワクワクさせてくれるような突っ走りに期待するばかりです!作品を追っている私もワンピースのように激動の…いやそこまでじゃなくていいな。