ワンピース航海記録

こちらはワンピースを中心に物語の感想などを扱っているブログです。

第984話「僕の聖書」 僕…僕?

 984話の感想です。

 表紙連載は「うぬはお前達の父なのよ!!!」です。衝撃の発言に目玉飛び出すローラとシフォンが特徴的です。やっぱり見逃してくれたオーブンさんは良い奴だな!

第983話「雷鳴」 轟く金棒の一撃! - ワンピース航海記録

 ルフィと鉢合わせしたのはうるティ&ページワンの飛び六胞姉弟!どちらも恐竜になる能力でそのパワーでルフィを追い詰めますが、そこを助けたのはなんとカイドウの息子ヤマト!そのままルフィを担いで逃走して…

tough girl

 冒頭、ページワンがうるティを起こしつつ部下に指示を飛ばします。彼もルフィの一撃を喰らっているはずですが、顎が外れそうという程度です。ワンピース世界ではそこまでダメージあるようには見えない反応ですね。

 間もなく治療を受けずに、うるティも復帰。ヤマトの雷鳴八卦を雷鳴四卦というルフィ的な評価基準を下します。

 そのままルフィとヤマトを追撃します。このタフさには百獣海賊団と読者も驚きです。

 

 一方でルフィはヤマトと勝負中。さすがにカイドウの息子と名乗る存在を簡単には信じられません。

 ヤマトはヤマトでルフィの実力に期待を寄せており、ある男との戦いを思い出します。結局、互いのぶつかり合いの衝撃でページワンたちは見失う羽目になりました。

盛り上がる再会と計画

 その頃、ライブフロアではオロチが演説中。モモの助がどのようにしてこの時代に現れたのかを説明します。

 百獣海賊団が本気で取り合わない中、彼らに紛れ込んでいたのは変装したジンベエとロビン。なんとか手を打ちたいところですが、ここで下手に動いても見つかるだけです。彼らと同じように紛れ込んでいる侍たちの動きを待つしかありません。

 

 さらに場面は変わり、今度はローと赤鞘九人男たちの状況。いよいよ鬼ヶ島へかなり接近し、裏手に浮上します。浮上したところで裏手の手ごろな岩礁の先をROOM内でローが斬り砕くと、その砕いた屑と自分&赤鞘の5人をシャンブルズ!見事、鬼ヶ島の裏手に侵入することが出来ました。

 しかしそこに落ちてくる謎の影が!現れたのはネコマムシと懐かしのおでんの家臣イゾウ!マルコが2人をここまで運んできたそうです。

「菊…!!立派な“侍”になったな…!!」

 懐かしの再会…いや本当に良かったよ、イゾウさんが置いていかれなくてさ!

 

 場面は再び城内に。ステージに上がってきたのはカイドウと他の大看板の2人!オロチやクイーンも合わさり敵の主力そろい踏みのステージに威圧感は最高潮です!そしてビッグマムを待つ中で、カイドウが部下たちに発表しようとすることは…

「聞け!!!「新鬼ヶ島」計画!!!」

 その素顔は…

 その頃、ルフィは屋根裏でヤマトとお話し中。5分だけの制限時間を設けたようです。ヤマトが話したのは、自分がいかに光月おでんにあこがれていることか、というもの。伝説の一時間を目の当たりにした彼は悔しさとそれ以上の熱い想いを抱き、さらに九里でおでんの航海日誌まで拾っていたのです。それを自身のバイブルにしておでんの意思を継ぐために開国を考えます。そこでルフィに協力を申し出ますが…

「光月おでんは男だろ!?だから僕は男になった!!」

 

 なんと鬼の面を取った素顔は端正な顔立ちの女性!自称光月おでんにしてカイドウの娘であるヤマトはさらに衝撃的な一言で締めます!

「エースを思い出す!!!」

お前が受け継ぐんかい!

 まずは遅れて申し訳ありません。仕事で更新が遅れました。ま、まあ来週休載だし!(言い訳)

 ということで、完全に面食らった今回の話。やはり驚いたのは、ラストのヤマトの正体でしょう。前回でカイドウと敵対しているような様子は見せましたが、まさかおでんの意思を継ぐつもりで、さらには女性であったという衝撃の展開です。

 しかも彼女はエースとも戦ったことがあるようですね。もしかしてお玉のために食料を手に入れようとしたときにひと悶着あったのかな?ヤマトの実力を見るほど、エースの評価もまた上がりそうですね。

 にしても顔はきれいだし、属性をこれでもかというほど盛っているので刺さる人にはとことん刺さりそうですね。冷静に考えれば、親の宿敵になりきって女捨てて、定期的にこんな脱走劇する実力者とかやべー奴以外の何者でもないのですが。これはカイドウさんも酒に逃げたくなるし、自殺のしたくなるわ…!というか、これまでのカイドウのババア殺しとかメンヘラ自殺の原因が、彼女にあるとそれなりに納得できるのが酷いな。

 

 そんなヤマトの不意打ちを喰らっても、早々に復帰したのはうるティ。ページワンもルフィの攻撃喰らってもピンピンしていましたし、ゾオン系のタフさは侮れませんね。獄卒獣もとんでもないタフさでしたけど、彼らの場合はしっかり理性を保ってこれですからね。ここに来てゾオン系の強みがよく描写されます。

 

 しかしルフィ達も徐々に反撃の準備中です。ローと赤鞘は鬼ヶ島に潜入しましたし、そこでネコマムシ&イゾウとも合流です。カン十郎に代わるおでんの家臣として彼の活躍には期待が持てます。彼らを運んできたマルコは、海で見た何かを確認しに向かいますが…ペロスペローかな?

 さらにロビン、ジンベエ、侍たちと百獣海賊団の中にもそこそこ紛れ込めていますね。正直、それよりもジンベエの棒読み演技と、ロビンの迫真の悪役ムーブの方が印象的です。これはアニメで早く見たい!!

 しかし今カイドウ達の立ち位置を考えると、闇討ちはまず無理そうだと思うのですよ。それどころかマムもライブフロアに向かってきているようですし…これってもしかしてフロアで大乱戦になる可能性があるのでは?

 

 今回は目を引くシーンがたくさんあったのですが、注目する場面が多すぎて何を書けばいいのか迷いまくる回でした。個人的にはヤマトの衝撃カミングアウト以外にもロビンの演技力やイゾウの傷とか細かいところまで気になるところが多かったですね。

 というか、ヤマトがなぁ…。嫌いじゃないけど、冷静に考えたらかなりぶっ飛んだクレイジー思考のキャラで、面白いんだけど反応に困るキャラなんですよね。年齢考えればアラサーくらいが自然だろうし…これマジで母親誰だよ!

 本筋以外にも楽しめていることを実感しつつまた次回!ここに来て次回は休載…致し方なし!

第985話「新鬼ヶ島計画」 まさに海賊の計画 - ワンピース航海記録